キーボードを自分好みにカスタマイズできる「FLEXIKEYアプリケーション」
ショートカットやマクロ、ソフトの起動、テキスト入力をひとつのキーで実現してくれるツール「FLEXIKEYアプリケーション」が付属。複雑なコマンド入力をワンキーで呼び出せるようになるため、とくにゲームで活躍してくれるだろう。もちろんゲームだけでなく、エクセルのマクロ代わりに使ったり、メールの定型文を登録しておいたりと、仕事での繰り返し作業を半自動化するために使うのにも便利だ。単純作業を効率化するために積極的に活用したい。
キーボードはアイソレーションタイプで配列は一般的だが、3つの記号キーが横長というやや特殊なもの。実際に打鍵してみるとEnterキーが少し遠く、通常のキーボードとの違和感があった。とはいえ指が届かないほどではないので、慣れてくれば問題なく打てそうだ。キータッチ自体はしっかりしており、ストロークも十分なので、打鍵感に不満はない。
タッチパッドはかなり大型で、しかもボタンが独立型。タップ操作が苦手な人や、パッド端での誤認識に悩まされていた人には朗報だろう。しかもクリック時の感触が「カチカチ」という音のする堅いものではなく、キーボードどと同じソフトな感触になっている。普段から頻繁に使うボタンだけに、こういった操作性の改良は大歓迎だ。
ゲーミングノートで話題のVRは動くのか?ベンチソフトで性能チェック
VRはリアルタイムに仮想現実が楽しめるが、それだけ高性能なPCが必要となる。必要なスペックはソフトやHMDの種類によっても変わってくるが、「NEXTGEAR-NOTE i4400GA1」でどのくらいVRが試せるのか挑戦してみた。
まずは性能面。CPUこそCore i7-7700HQとかなり高速なものを搭載しているが、GPUはGeForce GTX 1050Tiで、どちらかと言えばエントリー向けのもの。このスペックでどのくらいVR性能があるか「VRMark」でチェックしてみたところ、「Orange Room」でのスコアーは3639だった。VRを楽しめる目安のスコアーが5000なので、今一歩届いていない。
VRMarkのスコア―はHTCのVIVEなど、SteamVRに対応するVRヘッドマウントディスプレーを、快適にフレームレートで楽しむ指針。Oculus Riftの場合は、最低動作環境をGTX 970からGTX 960まで下げ、ゲームによってはGTX 1050 Tiでも60fps張り付きで楽しめることもある。試しに、Oculus Riftの互換性チェックツールでは、問題なしという結果が得られたので、ゲーム次第ではあるがVRも楽しめそうだ。
ゲーミングノートは高価なイメージがあるが、クアッドコアのCore i7-7700HQ、3Dゲームが快適にプレイ可能なGeForce GTX 1050Ti、16GBのメモリー、SSD+HDDの2ストレージというリッチな構成ながら、税別14万9800円というのはコストパフォーマンスが高い。さらにコンパクトで軽めということもあり、友人宅で集まってのゲームプレイが楽しめるというのもメリットだ。また、基本スペックの高さからメインPCとしてはもちろん、旅行や出張に持っていく高性能ノートとしても魅力がある。どうせ買うなら長期間、不満なく使える性能のノートPCが欲しいという人にピッタリの1台といえるだろう。
(提供:マウスコンピューター)
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