365日「赤いきつね・緑のたぬき」を要請できるキャンペーンの真意をきいてきた
マルちゃんありがとう!「仕送りボタン」に東洋水産のまごころがいっぱい
ボタンを押すだけで“仕送り”が届くという夢のような“仕送りボタン”が抽選で当たるということです。ひとり暮らしの人にとても便利そう!
プッシュするとマルちゃんが届く「仕送りボタン」
東洋水産は、365日いつでも仕送りを要請できる“仕送りボタン”が抽選で2名に当たる「仕送りボタンプレゼントキャンペーン」をただいま実施しています。
景品の仕送りボタンを押すと「赤いきつね」か「緑のたぬき」を1箱(12個入)届けてもらえます。仕送りは1回限りではなく、品物が到着したら再度要請可能。最大仕送り可能回数は30回で、有効期間はボタンが届いてから365日。
同時に、マルちゃん商品の詰め合わせセットが抽選で1000名に当たる「マルちゃんの仕送りプレゼントキャンペーン」も実施中。いずれも応募期間は5月31日までになります。
仕送りボタンすげー! 担当者に詳しくきいてきた
ボタンを押すだけでマルちゃんが届くという発想自体がおもしろいし使ってみたいのですが(当たったら!)いったいどういう仕組みになっているのでしょう? また、なんで今どき仕送りなのでしょうか? 仕送りという言葉は昔からあるのでちょっと古いイメージがあります。
そこで東洋水産の中の人にお話をきいてきました。
品川にある東洋水産の本社に訪れると、1階ロビーには赤いきつねと緑のたぬきにちなんだ屋台「赤緑や」のモニュメントがありました。
のぞいてみると……。
マルちゃんの仕送りキャンペーンの企画を担当されている東洋水産 営業統括部マーケティング部マーケティング課 堤聡一郎さんが。インタビューに応じてくださいました。
間違えて押しても大丈夫!
――仕送りボタンはどういう仕組みになっているのですか?
堤さん:SIMカードが入っていて、ボタンを押すとキャンペーン事務局にメールが送られるようになっています。都度個別で発送を手配するため、ボタンを押してから届くまでの期間は3~7日かかります。1回につき1箱が届けられて、到着後に次回のボタンが押せるようになります。1箱が12個で、有効期間は365日ではありますが、最大30回利用可能。最大360個と約1年分お届けできるという設計です。
――間違って押してしまったらどうなるのですか?
堤さん:そのようなケースもあり得るので、事務局にメールが届いたら「発送しますが問題ないですか?」という内容の確認のメールのやり取りをしてから、発送となります。
今どき、なんで仕送り?
――今回のキャンペーンでは、なぜ「仕送り」をテーマにしているのでしょうか?
堤さん:赤いきつねと緑のたぬきでは、人と人とのつながりや、家族のぬくもりというものをお届けできないかと考えていました。そこで、離れて暮らす親と子の絆をつなぐ“仕送り”というものに注目しました。東洋水産で独自に調査をしたところ、新生活がスタートする春は、お子さんの世代にとって給料日前や誕生日に並んで「仕送りをしてもらいたい」と思うタイミングと数字が出たので、このシーズンに照準を合わせた理由です。
――プレゼントキャンペーンには親が応募するのでしょうか? 子が応募するのでしょうか?
堤さん:今回は2パターンのプレゼントキャンペーンがあります。仕送りボタンのキャンペーンは特設サイトから応募できるオープンの懸賞なので、話題に敏感な若い世代の方に興味をもってもらうことを想定しています。お子さんの世代の方に利用してもらい、親御さんのかわりに東洋水産が仕送りするというイメージですね。もう一方のマルちゃんの詰合せのプレゼントキャンペーンは商品を購入いただいてバーコードで応募いただくものなので、親の世代の応募が多いのかなと思っています。こちらは当たったものをお子さんにそのまま仕送りいただく、と両者の性質を分けて考えています。
――仕送りボタンはおもしろいので若い人の応募が殺到しそうですね。ところで、私は実家がすぐ帰れる場所にあるので仕送りをもらうことがないのですが、親からの支援の方法は送金でもできるし、現物での仕送りって盛んなのでしょうか?
堤さん:調査では、お子さんの世代の約60%が仕送りをもらった経験があるということでした。仕送りをする親御さん側の気持ちとして大きいのは「子どもとコミュニケーションをとりたい」。一方、仕送りを受け取ったお子さんは「両親に感謝の気持ちを伝えたい」という気持ちが大きくなるようです。私は今も親が仕送りを送ってくれるので、その度に「ありがとう」「今どうしているの?」と電話で会話します。仕送りがないとわざわざ連絡を取り合う機会も少ないかもしれませんし、仕送りをもらうとやっぱりうれしいです。親としては、コミュニケーションをとれることで、子ども側からは感謝の気持ちを伝えることで、それぞれうれしい気持ちになりますよね。
“ふるさと”の赤いきつねと緑のたぬきを選べる
――赤いきつねと緑のたぬきは仕送りの品にぴったりとお考えなのでしょうね
堤さん:赤いきつねと緑のたぬきは“だし”の味で、カップラーメンとはちょっと異なり日本の家庭の味に近いものだと思っています。歴史も長くて、赤いきつねは今年で発売から39年目、緑のたぬきは37年目。長い歳月愛されて、世代を超えて食べられてきたので、例えば親御さんが留守の時に子供世代が兄弟で食べたとか、受験生のお子さんに親御さんが夜食として提供してあげたとか、そういう家族の思い出によりそっているブランドだと思っています。なので、ぬくもりの味として仕送りに活用していただきたいです。
――確かに、赤いきつねと緑のたぬきを食べるとほっとします
堤さん:味がエリアによって異なって、東日本向け、北海道向け、西日本向け、関西向けとの4種類あるので、その人の出身地の味に根差しているというのもあるでしょうね。
――知らなかったです!
堤さん:関東、関西とでうどんのおつゆが違うというのは有名ですが、地域によってだしの好みが違うので変化をつけています。ですので、新生活がきっかけで西日本から東京に来られた方で、マルちゃんの味が違うことに気が付くということもあって、地域の味とか、ふるさとの味にありがたみをもってもらえるのではないかと思います。
――ちなみに、今回のキャンペーンではマルちゃんの地域を選べますか?
堤さん:当選者の方には、希望の地域を選んでもらうというフローがあるので、東日本向けのマルちゃんがほしい人、北海道向けのマルちゃんがほしい人など、ちゃんと希望の地域の味を楽しんでいただける仕様になっています。
――さすが! ふるさとの味を尊重されているのですね
仕送りにカップ麺が求められている
堤さん:事前調査でわかったのは、お子さんの世代が「仕送りで送ってほしい」と思っているものの順位だと、カップ麺は上位。米、お菓子、レトルト食品に次いで求められているという数値が出ました。ですが親御さんの世代が実際に仕送りで送っているもののは、生鮮食品や飲料などが上位に入ってきていて、カップ麺の順位はお子さん側のランキングより下になっていました。このギャップもおもしろいなと思いました。仕送りとしてカップ麺が求められているので、そういう意味でも今回の企画にはぴったりかと思っています。
<仕送り代行キャンペーン概要>
「仕送りボタンプレゼントキャンペーン」
・期間:3月20日~5月31日
・応募方法:キャンペーンサイトから応募可能
・当選者数:2名(赤いきつねコース・緑のたぬきコース各1名)
・景品内容:“仕送りボタン”
※ボタン1押しあたり、赤いきつねまたは緑のたぬき1箱(12個入)が届く
※有効期間 ボタンが届いてから365日
※最大仕送り可能回数 30回
※仕送りスピード:ボタンを押してから3~7日後
「マルちゃんからの仕送りプレゼントキャンペーン」
・期間:3月20日~5月31日
・応募方法:「赤いきつねうどん」「緑のたぬき天そば」どちらか1点以上含むレシート1000円分以上を添付し、ハガキで応募
・当選者数:1000人
・景品内容:マルちゃん商品詰合せセット(3000円相当)
過去にはマルちゃんロボットも
仕送りボタンはただ奇をてらっただけではなく、赤いきつねと緑のたぬきで親子の絆を深めてほしい、感じて欲しいという熱い思いがありました。40年近く愛されてきたロングセラーカップ麺だからこそ説得力がありますね。
東洋水産では2007年にもキャンペーンのプレゼント品としてタカラトミーと共同で「マルちゃんロボ」を作成したりユニークな取り組みを行なっているのですよね。東洋水産おそるべし。
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経をしてみて心安らかになりたい。Facebookやってます!
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