4月某日、私(24歳男)は煌めきとトキメキを求めて秋葉原を散策していた。さまざまな店舗を渡り歩いたのち、きらびやかで神々しい「鶴丸国永」に出会ったのだ。アニメイト秋葉原店1階にある「ニトロプラスストア」で。気づくと私は「刀剣乱舞-ONLINE- 誉酒 鶴丸国永」が入った袋を手に下げて駅のホームに立っていた。
もはや説明は不要かもしれないが、「刀剣乱舞」はDMMゲームズとニトロプラスが共同製作した戦略シミュレーションゲームだ。日本の刀剣をモチーフにしたキャラクターを育成して、過去へ干渉し歴史改変を目論む「歴史修正主義者」と戦うといったストーリーとなっている。PCブラウザーやiOS/Androidのアプリでプレーできる。筆者も「審神者(プレーヤー)」で、鶴丸国永の白に統一された華麗なビジュアルとお茶目な性格のギャップに惚れており、92レベルまで育成している。鶴丸国永のイメージにピッタリな豪華なボトルを見つけたので思わず購入してしまった次第である。
金箔が舞って豪華すぎる鶴丸国永
刀剣乱舞-ONLINE- 誉酒はゲーム世界感を表現した梅酒だ。鶴丸国永のほかにも「一期一振」「膝丸」「山姥切国広」などのモデルをラインアップしている。アルコール分は15度以上16度未満。内容量は210ml。単式蒸留焼酎を採用した梅酒で、宏和商工日立酒造が製造している。価格は1944円だ。
パッケージからボトルに至るまで、キャラクターと金が栄えるシンプルでクリアなデザインだ。ボトル内に舞う金箔は、白の衣装に金の装飾が施されている鶴丸国永のキャラクターデザインによくマッチしている。
ボトルに空洞を設けており、その中に鶴丸国永のカードが入っている構造だ。底の栓を外すとカードを取り出せる。
スッキリとした二枚目な喉越しに思わずうっとり
梅酒の味をチェックしてみる。中身を注いでしまうと鶴丸国永をきらびやかに彩る金箔がなくなってしまうのがもったいない。しかし、レビューのために心を鬼にして栓を抜いた。
ガラス製の杯に金箔が舞う梅酒は、和風のガラス細工のように見えてとても幻想的だ。ずっと眺めていたかったが、酒の匂いを嗅ぎつけてアスキーの酔っぱらい担当ナベコがやってきた。
「まず、梅酒が透明であることに驚きです。スッキリとした梅の風味が爽やかで、冷やして飲むのがおすすめですね。不満があるとすれば210mlは少なすぎます。あ~、もっと飲みたい」
と、コメントを残してナベコはさらなる酒を求めて夜の街へ消えていった。残りの梅酒は、筆者が飲むことにした。
確かにスッキリとした味わいではあるが、梅特有の甘酸っぱさをしっかり感じることができた。ソーダで割ってたらもっと飲みやすくなるかもしれない。
刀剣男士を美麗に飾るユニークなボトルのデザインはもちろん、梅酒も味も楽しめるので、お酒好きの審神者は購入してみてはいかがだろうか。
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