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伝説のすた丼屋ローストビーフ丼×ガリマヨ!パンチがあってウマッ

2017年03月02日 11時00分更新

「W×Wローストビーフ丼」(980円)

 「伝説のすた丼屋」で「W×Wローストビーフ丼」が新発売。3月1日から4月30日までの期間限定で発売。価格は980円。

 みんな大好きローストビーフ丼。“W”っていったい何がダブルなの?

すた丼屋で好評のローストビーフ丼が再び!

 ここ数年、肉好きの魂をゆさぶりまくって人気を博している“ローストビーフ丼”。すた丼屋でもその支持は高く、これまでに何回かローストビーフ丼が期間限定で登場していますが、少し値が張る商品でありながら多くのお客さんが注文していたとか。

今までにない新味だ!

 今回新たにスタートするW×Wローストビーフ丼は、“牛モモ肉”と“牛バラ肉”の2種のローストビーフを使用。加えて、ソースも“ローストビーフソース”と“ガリマヨソース”の2種。

 ローストビーフにガリマヨとは!

玉子が別添えで提供されます。

 これまでにモモ肉、バラ肉の2種のローストビーフを乗せた「Wローストビーフ丼」はありましたが(2016年6月、10月に発売)、ソースを2種使ったのは初めて。肉がダブル、ソースもダブルで“W×W”なのですね。

 それにしても、ガリマヨとはパンチがきいてそうじゃないですか。味が強すぎてローストビーフの風味が消されないかな。う~、気になりますよね。よし、食べてみましょう!

玉子をお好みのタイミングで使用して……。おいしそうです!

食べてみた

 というわけで、すた丼屋のローストビーフ丼を記者が食べてみましたよ。

 ご飯の上にローストビーフが敷き詰められていて、見るからにお・い・し・そう~! 野菜が乗っているので彩りも鮮やかですね。

肉好き記者がいただきます!

 しかし、野菜が乗っているなんてこういっちゃなんですが、すた丼屋あるまじき。すた丼屋って、定番の「すた丼」がまさにそうですが、がっつり男性向けで彩り度外視、全部茶色の肉肉しいメニューというイメージでした。

肉~~!! 野菜も乗っていて彩りがキレイ。

 実はローストビーフ丼に関しては、すた丼屋にしては珍しく女性からの支持が高かったそうで、今回のW×Wローストビーフ丼の開発には女性社員も加わり、女性が食べやすいようにと意識しているそうですよ。

 確かに、ローストビーフはヘルシーという印象があって女性から人気がありますよね~。

 さて、そんな話は置いておいて、とりあえず、いただきまーす!

こちらがモモ肉のローストビーフ。

 ひゅーーー! ガリマヨきました。

 ニンニク、きく~~!!

 まず牛モモ肉のローストビーフにガリマヨソースをかけて食べましたが、やはりガリマヨがおいしい。ローストビーフの“牛!”という味わいに、マヨネーズの酸味、ガーリックのパンチが良い具合に絡んできます。

 「口の中が牛とガリマヨでおいしいうちにご飯を」とかっこむと、ご飯にはピリ辛のステーキソースが染みていて、これがまた食欲をそそる。

 肉×ガリマヨ×ピリ辛ステーキソース×ご飯

 =止まらない!  

こちらが牛バラ肉のローストビーフ。脂たっぷりで柔らかい。

 この理屈は間違いないはず。とにかく、おいしい。

 牛バラ肉のローストビーフは脂の風味がたっぷりで、柔らかトロトロ。ジューシーではありますが、味の厚みという点ではモモ肉に対して物足りないと感じました。

 実はバラ肉は一般的にモモ肉より安価と言われています。ですが、脂が乗っていて甘いので、モモ肉のローストビーフと交互に食べることで、バランスが良いです。モモ肉のローストビーフよりジューシーなので、こってり味が好きな人はハマりますよ。

 全体を通してすごくおいしかったです。動画もご覧ください。

 ローストビーフ丼って上品という印象がありましたが、ガリマヨソースのガツンとくるパンチで食欲がそそられ、すた丼屋らしい味わい。かといって、ソースでローストビーフの味がかき消されるということもなく、バランスが良いです。マヨネーズの酸味が優秀なんだろうな。

玉子をかけるタイミングがポイント

 一番悩むポイントは玉子を使うタイミング。私は、ローストビーフを2、3枚ほど味わってから早めに玉子を乗せましたが、玉子のコクは濃厚なのでローストビーフを包んでしまうのですよね。

 それはそれでおいしいのですが、もう少しローストビーフ自体の味を楽しんでもよかったかなと思いました。

 また、ご飯に対してローストビーフがやや少なめという感じもありました。最後にご飯が残ってしまった時のために玉子を残しておいて、ローストビーフ丼のデザート感覚に玉子かけご飯をかっこむという選択肢もありでしょう。

 ちなみに、すた丼屋というとボリュームたっぷりの印象がありますが、ローストビーフ丼はやや控えめ。定番のすた丼並盛のご飯は茶碗約3杯分だそうですが、ローストビーフ丼はその3/4程度。

 それでもご飯が茶碗約2杯強ある計算で、ボリューム多めのはずですが、ガリマヨソースとステーキソースで食欲がそそられ、ペロッと食べられちゃうのですよ。一緒に食べた映像チームのフジくんも「おいしくてあっという間に食べられてしまったので、2杯食べたいくらい」と言っていたほど。不思議、不思議。

ローストビーフ丼が定番になればいいのに。

 さて、なかなかおいしいローストビーフ丼だったので、運営元であるアントワークスの広報さんに「定番商品にしてほしい」と訴えましたが(マジ!)、「通常商品より原価率が高いサービスメニューだからすぐにはちょっと……。現状は期間限定で試行錯誤している」ということでした。980円という値段もかなり努力しているのですって。

 すた丼屋はローストビーフを自社で作っているのではなく、加工されたものを仕入れているため、原価もかかってきてしまうそう。ローストビーフ丼の定番化のためには、ぜひすた丼屋さんがローストビーフ調理を独自でやってほしい。うーん、それは大掛かりになるのかな。がんばってほしいですが。

 なお、最後に一点。

 ガリマヨソースのガーリックがけっこう強烈です。食べた後にちょっとお口に匂いが残るかもしれません。デートや大事の会議の前には、考慮してみて、それでも食べたいと思ったらすた丼屋に行きましょう!

■関連サイト


ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!

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