かつてバレンタインデーにどら焼きを手作りして殿方に配った記者ナベコです。どら焼きは少なくともスイーツですが、バレンタインに“牛丼”ってどうだと思いますか?
なんとしてでもバレンタインに絡みたい「すき家」
1月が終われば、突然3月になるわけでもなく、2月。2月には、節分という日本の伝統的な行事と、バレンタインデーというどこからともなくやってきたイベントがやってきます。
私のもとに「少し早めですが」とYahoo!ショッピングの人がバレンタインギフトを届けてくれました。ありがたいこと。ものはクール便。ガツンと冷えたチョコレートアイスでしょうか?
開封してみると……。
黄色のベースに真っ赤なハート。ハートの中には“すき家”、と見慣れたロゴ。すき家!? バレンタインギフトと聞きましたが。
内容は「すき家 牛丼の具」。それのバレンタイン向け特別バージョンです。その名も「大すき家 牛丼の具」。
牛丼チェーンすき家は何を思ったかバレンタインに何かやろうと、家庭用冷凍食品である“牛丼の具”のパッケージをバレンタイン向けにアレンジ。「すき家」と「好きや」をかけつつ、ハートマークをデザインしています。
単品販売はなく、10パックセット3219円、20パックセット5400円で、Yahoo!ショッピング、およびすき家公式通販サイトで販売しています。販売期間は2月12日15時59分まで。
とりあえず食べてみます
バレンタインデー向けかどうかは置いておくとして、すき家の牛丼は好きなのでやぶさかではない。さっそく食べてみました。
すき家の牛丼の具は、冷凍の状態から袋のままレンジで解凍できる仕様なので、会社で食べるとしても便利。別途サトウのごはんと器があれば、簡単にあつあつの牛丼にありつけます。
牛丼のおいしそうなにおいが周囲に充満するので、仕事場ではある意味キケン。同僚の食欲も誘ってしまって、うらやましそうな目を向けられました。気にせず、いただくことに。
おいしい!! すき家の牛丼は味が濃いめで、肉も分厚く、身がしっかりしているという印象です。ご飯がおいしく食べられます!
が、ふつうや!
ふつうのすき家の味ですね。
「大好きや」じゃなくて「ふつうや」
もしかしたら隠し味にチョコが入っていたりとか、そんなことは一切なし。そんなことされてもきっと味が変になるので、ふだんの通りで十分おいしくて良いのですけどね。
バレンタインというと最近はチョコにしばられることはなく自由な発想のギフトが出てきましたが、まったくもってスイーツに寄せる気持ちはなく、「すき」というキーワードだけでバレンタインに乗っかろうとしているすき家にある意味感心。
ムードこそないですが、牛丼の具が冷凍でストックしておけるのはとても便利。お母さん、実家を出てひとり暮らししている息子さんにどうでしょう? 会社にギフトでいただけると腹減った人が好きな時に食べていけますし。七味唐辛子を買っておこうと思いました。
以上。もらっておきながらエラそうに「ふつうや」言ってしまいましたが。愛を込めてなんですよ、すき家さん。すきやぁ。
※ゼンショーさんに問い合わせたところ、大すき家 牛丼の具は通常商品に比べ工場長の愛情がこもっているそうです。
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になったので写経を体験したい。Facebookやってます!
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