光学手ぶれ補正が地味にうれしい
HTC「HTC 10」
インカメラは裏面照射型500万画素、F1.8、23mm。光学手ぶれ補正とHTC UltraPixel 2(1.55μm)も特徴。光学手ぶれ補正があるため、不安定な持ち方でもブレにくいのは、構図にこだわる場合に助かるだろう。ただ、シャッター速度は遅めになりがちなので、撮影時はなるべく静止していたほうがいい。
屋外での発色はやや赤っぽいが、つっつ的には「これはこれでアリ」とのこと。なお、スクリーンフラッシュも備えているが、今回の明るさでは効果はなかった。
インカメラも大幅進化した?
アップル「iPhone 7 Plus」
FaceTimeカメラは700万画素、F2.2、32mm。今回紹介したスマホの中では圧倒的に画角が狭い。ソフトウェア側もとくに機能はなく、タップして露出を決めるくらいで、画面が光るRetinaフラッシュも明るい場所では効果ナシと、シンプルなインカメラである。しかし、つっつの反応を見るに、第2回分も含めて、もっとも評価が低い部類だった。
下記のデータを見ても「盛る」発想からすると弱く、他アプリを使っての補正が前提だ。写真としてみると可もなく不可もなくでパッとしないのだが、階調は豊富なので補正する分にはやりやすい。
【次回予告】SIMフリースマホのインカメラ頂上決戦!
キャリアスマホはどれもフラッグシップだけあって、どれもハイレベルだった。iPhone以外は標準で画像加工ができるので、サードパーティー製のアプリを使って盛らなくてもいいという利点もある。今回紹介したAndroidスマホはどれもハズレなしと言っていいだろう。iPhone 7 Plusはナチュラルに撮影できるという点をメリットと思うかデメリットと思うかで評価が分かれる。
2回目はSIMフリースマホをインカメラの画素数が多いモデルで対決! 新旧問わず、昨年発売された自撮り特化型スマホもラインナップ! はたしてつっつパイセンの評価はいかに!?
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