暦は11月になりましたが、これから年末に向けて忘年会やら飲み会やら新年会(もう年明け)やら飲食の機会が多いシーズンに突入しますね。酒好きの記者は今からウォームアップを始めておりますが、気になるのは美容的な観点。食べても飲んでも太りたくない。
そんな折にダイドードリンコがファンケルヘルスサイエンスと共同開発した「大人のカロリミット はとむぎブレンド茶」を発表しました。「食事の糖や脂肪の吸収を抑える」とうたった機能性表示食品の飲料。冬のおデブ化防止アイテムとして期待できるでしょうか。
販売実績あるダイエットサプリシリーズの飲料化
大人のカロリミット はとむぎブレンド茶は、500mlペットボトルで価格は151円。コンビニや量販店、オンラインショップで11月7日より販売開始されます。
機能性の飲料といってもあれこれある中で、同様に脂肪の吸収を抑えるとうたった飲料はサントリーの黒烏龍茶や伊藤園の黄金烏龍茶など。それらより安い価格設定なので手に取りやすいという意味でありがたいです。また、ファンケルの人気サプリシリーズを飲料化した製品であるという点が注目。
サプリメント「カロリミット」は特に女性でご存知の人は多いでしょう。糖や脂肪の吸収を抑える効果が期待されるダイエットサプリで、2000年の初登場から現在までのシリーズ累計販売数は4200万本以上。「大人のカロリミット」はブラックジンジャーを配合することで代謝の効果も加えたサプリです。
薬局の美容コーナーに並んでいることが多く、女性であれば目にしたことはあるでしょうが、男性はなかなか手に取る機会が少ないはず。今回新たに、コンビニにも並ぶ飲料としてシリーズ製品を開発したのは、サプリメント未使用者へのアプローチという目的が大きいそうです。
で、ダイエットに効果あるの?
そこのところが一番気になると思います。製品の特長はカロリミットのサプリメント成分と、加えて入った難消化性デキストリン。食物繊維のひとつで、小腸に運ばれてきた糖分や脂肪を血管が吸収しようとするところ、働きを抑制する効果があるそうです。「食後の血糖値や血中中性脂肪の上昇を抑える機能があることが報告されている」とパッケージには表示されています。
ただしあくまで効果は吸収の抑制。代謝を増やして脂肪を燃やすといった効果は特にないそうなので、積極的にダイエットをするというより脂が多い食事をとるときのデブ予防に期待ができるのではないでしょうか。
機能性抜きにしても「おいしい」と選んでもらえるように開発
ところで機能性の飲料ときくといかにも苦そうなイメージありませんか? 記者も少し覚悟してはじめのひと口を飲んでみたところ、意外にも苦みを感じず飲みやすかったので驚きました。香りがあって近いところでいうと爽健美茶。それよりもっとすっきりしていて、機能性の飲料とは感じないほど。
製品の開発にあたったダイドードリンコのイノベーション商品開発部、香川珠美リーダーにお話をきいたところ「機能性成分である難消化性デキストリンは配合すると本来はあと味がもったりしてしまうもの。そこを解消するように、はとむぎ、緑茶、ほうじ茶、烏龍茶、コーンといったお茶素材を選んで、ダイドーの技術でブレンドしています。機能性だからというだけではなく、それ抜きにしても選んでもらえるようなおいしい味というのは、開発のポイントのひとつでした」
香川リーダーのオススメの飲み方は「1日1本が目安の製品なので、夜ご飯などカロリーが高めな食事の時にぜひ一緒に飲んでほしいです」ということ。
はて。記者は気になりました。カロリー高めな食事というと酒のつまみ。唐揚げにポテトフライに餃子に角煮。考えてみると、焼酎などお酒自体を大人のカロリミット はとむぎブレンド茶で割って飲めると効率が良いのではないのでしょうか?
お酒との掛け合わせについて香川リーダーにきいてみたら「アルコールと相性が悪いなどは特にないので、お酒を割って飲んでも大丈夫です」と回答をいただきました。これは酒好きにとって朗報! 晩酌をカロリミット割りにすればいいのです。
冬の暴飲暴食シーズンに向けて心強い味方がひとつ増えました。酒の割り材にするという賢いアイデアも浮かんだので記者としては実行してみたいと思っております。そもそもが暴飲暴食しなければいいという説もありますが、そうできないのが人間の性なわけで……!
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやってます!
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