ええ〜、と思うかも知れませんが、意外なほどにどちらもおいしかったです。
田丸屋本店わさびは茎わさびパウダーを使用。口に入れた瞬間にわさびの鮮烈な刺激があるのですが、ほどなくしてホワイトチョコレートのまろやなかな風味に溶け込んでいき、バランスがなんとも絶妙。わさび味なのにしっかりキットカットとしておいしい。味の想像がつかなかっただけにいい意味の驚きでした。
日本酒もいけました。記者はそもそも日本酒大好き。なので、チョコレートと日本酒の組み合わせがマッチするものかなと少しいぶかしみながらも口にしたところ、パーッと広がる大吟醸の香りに歓喜。日本酒は米の甘さがあるから、お菓子と相性がいいのですよね。こちらもホワイトチョコレートがベースで、最終的にはキットカットらしいまろやかな甘さに。香りが豊かなので特に女性は好きな味だと思います。とてもおいしい。
ほかにも沖縄、九州でしか販売されていない“紅イモ”など、都内では通常発売していない人気のキットカットも買えますよ。「旅行をしてきた」と人に主張したい時に……(冗談!)。
●満を持して登場した新シリーズ「キットカット 毎日の贅沢」新商品であるキットカット 毎日の贅沢も購入できます。こちらは全国のコンビニでもただ今発売中。
おびたしいバリエーションがあるキットカットですが、前ページで触れたオトナの甘さシリーズが登場して以降、新シリーズはありませんでした。そんな中で6年ぶりの登場した期待のシリーズ。開発にはなんと2年以上を費やしているということ。
“毎日の贅沢”は名前のとおり、贅沢なキットカット。高木康政パティシエが監修する専門店「キットカット ショコラトリー」の人気商品である「キットカット ショコラトリー モレゾン」をイメージしており、ドライクランベリーとアーモンドが上層のチョコレートに練り込んでいます。通常のキットカットにさらに層を重ねるというのは、まったく新しい試み。
専門店で販売されているキットカット ショコラトリー モレゾンとは、キットカットのようなチョコ菓子に手作業でフルーツなどをトッピングしたお菓子。その趣向を全国発売するキットカットで再現したのですね。
食べてみるとクランベリーの香りとアーモンドの食感が心地よかったです。甘さが控えめでシリアルに近い感覚も若干あり、お菓子を食べているという罪悪感が少ないです。上品でおいしいとはこのこと。
これまでも高木康政氏とコラボレーションした商品はありましたが、定番シリーズとしてキットカット ショコラトリーとのコラボレーションしたのは初めて。キットカットミュージアムでは、そんなキットカットの新商品に至るまでの変遷が見られます。特別キットカットに愛着がなくても、歴史を感じしみじみしますね。
キットカット ミュージアム
期間:9月13日(火)〜9月25日(日)※休業日なし
午前:11時から午後9時まで14日(水)は午後6時まで
住所:東京都渋谷区神宮前1-22-8 ネスカフェ原宿内
※ネスカフェ原宿は通常営業しています。
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやっています!
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