西友のワインが安い。都内にあるスーパーの中でも西友は低価格路線のイメージ。当然、酒類も安いのですが、ちょっと半端ないです。
最強なのは「チュカロ」シリーズの3L紙パック。最近人気がめきめき伸びているチリ産のワインですね。価格はなんと、3Lで1280円(税別)。カクヤスやAmazonのお酒ストアなどいくつか見てみましたが、小売りのワインではおそらく最安ではないかと。レギュラーのワインボトルの内容量750mlに換算すると、1本319円(税別)。ワンコインどころじゃありません。
西友の激安ワインを買ってきた!(重かった)
日々の酒代でエンゲル係数が上がってしまうお酒好きの方々にとって、このコスパは魅惑。さっそく、記者も買ってきましたよ。
ちなみに行ったのは、西友の業態のひとつである「LIVIN」。酒コーナーの棚にはこちら以外にも大容量1.5Lボトルなどコスパが良いワインが並んでいましたが、その中でも3L紙パックのもの独特の存在感。というか圧倒的に安い。もっと早くこれを買っていたかった。
6Lで約2800円って激安です……。
チュカロの3Lの紙パックは、赤ワインの「カベルネ・ソーヴィニヨン」と白ワインの「シャルドネ」の2種類。アンデス山脈を望む、チリのぶどう園、カサス・パトロナレス社が製造したもの。チリワインは全体的に飲みやすい味わいが特徴で、低価格ではあるのに品質がよいと言われているのですよね。
ちなみに、チュカロは750mlのレギュラーボトルでも発売されています。各395円(税別)。これも十分安い。これも十分安い。西友の親会社である世界最大級のスーパーマーケットチェーン、ウォルマートの調達網を活用して直輸入できるため、低価格を実現できるそう。
安いのは、ありがたい。ところで味は? 安かろう、悪かろうかなーとも思えますが……。
激安ワインを飲んでみた!
飲まないことには何もわかりません。仕事なので記者は飲みます。ちなみに撮影時は平日のお昼。
バックインボックスタイプのワインがはじめての人にとって「どう開けるの?」と戸惑いそうですが、開け方は簡単ですよ。箱の側面の切れ目を開け、中にあるパックの注入口の部分を引き出し、プラスチックの留め具を外すだけ。
まずは赤ワインのカベルネ・ソーヴィニヨンから。いただきます。
おお! こんな感じ、なのね。
予想していたより悪くない、というのが正直な感想。
香りがしっかり、味もくっきり、タンニンも感じます。強めなのに、どこかまろやかで後味があまり残らない。安めのワインだと、鉛のような味がべっとりと舌に残ってしまう、ということはありがちですが、こちらは軽やかな味わいで嫌な感じがしません。
お次はシャルドネ。
悪くはない。
甘めで華やかな味。酸味もあるために、甘味がべっとりしないのがよいです。こちらも後味がそんなに残らずすっきり飲めます。
どちらもそこそこおいしかった
低価格のワインというと私の中でサイゼリヤのハウスワインが印象的ですが、個人的には今回の西友のほうが好み。チリワインのためか、甘さがあって軽やかな後味なので飲みやすいのです。
ただ、ものすごくおいしいかと言われたらそうでもない。毎日飲む人がお茶感覚に飲む(もちろん晩酌時に)日常づかいのワインとしてだったり、料理に使ったり、というのが良いかもしれません。
あと、フルーツを入れてサングリアにしたり、アレンジワインにしてもよいですね。試しに白ワインは炭酸を入れて飲んでみたらおいしかったです。暑い季節にぴったり。
とにかくワインをたくさん欲している人に、お安い上にそこそこおいしいのでオススメ。
ナベコ
寅年生まれ、腹ぺこ肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。30歳になるまでにストリップを見に行きたい。Facebookやっています!
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