ごきげんよう、アスキーのぶっ飛びガール、ナベコでございます。グルメを担当しており、今回は「ジェットスターが機内食をがんばっている」という話をきいたので、ジェットスターに乗り込んで飛んできましたよ。フライトは東京・成田空港から大阪・関西空港間。機内食で食い倒れて、大阪で飲み倒れる所存です。
ジェットスターカフェに新たな目玉、オリジナルベーグル
ジェットスターは今やおなじみのLCC(格安航空会社)のひとつ。東京・大阪間の平日のチケットは早めに押さえれば片道5000円を切るというお手軽さ。競合にはバニラエアやピーチがあります。
LCCではチケットの料金が格安なので機内食はサービスとして付かず、別途購入が基本。フライト時間が短い国内線の場合は機内で飲み食いしないという利用者も多いと思います。ですがせっかく乗ったなら、機内でしか販売していない限定フードに注目したいところ。
ジェットスターでは今年7月に機内の軽食メニュー「ジェットスターカフェ」の内容をリニューアル。限定のオリジナルフードを投入しました。空の上でしか買えないとなるとレア度が高いですね!
そんな限定フードを食べるためにナベコはジェットスターへ。実はLCCを利用したのは初めて。成田の場合、最寄駅の「空港第2ビル」から成田空港の第3ターミナルまでが遠いと感じましたが、搭乗してみると想像していたよりシートの座り心地が良く快適でした。横幅がそこそこあって隣の人とのストレスはあまりなく。ただし、リクライニングがあまり効かないので、うたた寝するにはちょっとキツいです。短いフライト時間であれば問題ないでしょう。
離陸してシートベルト装着サインが消えてから各席にある「ジェットスターカフェ」のメニューを見てみました。どれどれ。
ベーグル。
メニューの表紙もそうでしたが、1ページ目にも大きくベーグルが。こちらが、お目当てのオリジナルフード。ベーグルの老舗店「ジュノエスクベーグル」とコラボレーションした製品で、ジェットスターの機内でしか買うことができません。
サンドイッチでもなくおにぎりでもなく、ベーグル。軽食でありながらちょっとオシャレで“カフェ”という名前に沿った雰囲気ですね。
愛媛県産のブラッドオレンジのベーグル、酸味がきいていて美味
ベーグルは2種類。「ブラッドオレンジベーグルサンド」と「小倉マーガリンベーグルサンド」です。各500円。
それぞれジェットスターの就航地である愛媛県松山と愛知県名古屋をテーマにしているそう。
軽めの味が好きなナベコは、柑橘でさっぱりしていそうな「ブラッドオレンジベーグルサンド」から食べてみました。
愛媛はみかんで有名ですがブラッドオレンジの名産地も擁しています。愛媛のブラッドオレンジは、甘味が強くてすっきりとした酸味と豊かな風味が特徴ということ。それをベーグルにたっぷり使っています。
袋から出してみました。生地にもオレンジピールが練り込まれていますね。オレンジが香ります。ブラッド~、オレンジ~。
中には、たっぷりのクリームチーズと、刻まれたオレンジがゴロゴロと。
いただきまーす!
はむっ。
うまーーーい。
オレンジの酸味とクリームチーズのまったりした風味のマリア―ジュ。柑橘系とチーズの組み合わせっておいしいに決まっているじゃないですか。ずるいです。
予想していたよりもたっぷりとクリームチーズが挟まっていてチーズ味が深く、オレンジのピチピチした酸味が組み合わさって、濃厚なのに品の良いさっぱり味。ベーグルのしっかりした食感がそれらを全部受けてめてくれているのもにくい。
記者にとっては好みの味。適度に甘く、甘すぎず、まったり、さっぱり。美味ー。
500円という価格は正直ちょっと高いですよね。ジュノエスベーグルの店舗ではベーグルサンドは200円台。ですが、やはりそこは飛行機内だから上空価格、例えばジェットスターカフェのメニューにある「ソースチキンバーガー」も同じく500円なので妥当なのかなという感じ。ギリギリワンコインなのでまだ買いやすいし、しっかりとおいしいので「高いのにがっかりした」ということにはならないはず。
空の上でしか買えないというレア度もあり、空港で急いで軽食をかっこむよりもこちらをとる選択肢は十分以上にありでしょう。
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