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北海道のサッポロビール博物館全面リニューアルしたから行ってきた。ひとりで

三十路女どさんこ旅 サッポロビール工場の試飲でプシュー!

2016年07月28日 11時00分更新

 アスキー編集部のナベコです。私事ではありますが、今年9月に晴れて30歳になります。三十路になるにあたってやりたいことのひとつに、大手ビールメーカーの工場見学があります。なぜなら私、とてもお酒が好き。

 向かったのは北海道です。そこはサッポロビールの生まれた地。女は恋破れると北に向かうとききますが、私もいろいろな想いを胸に抱いて北へ……。

 ええ。ただただ、工場直送のビールが飲みたい!

ビールを求めてアラサー女は北へ飛んだ

 北海道新幹線が今年3月に開業。新函館北斗駅までの部分的な開通ではありますが、夏休みのタイミングで青函トンネルをくぐって北海道に出かける人は少なくないのでは。

 札幌にある「サッポロビール博物館」も今年4月に、11年ぶりとなる全面リニューアルを行ないました。北海道に行けばビール工場のみならず、最新の工夫をこらしたビール博物館も見学できるというのが、北海道へ向かった理由です。

空弁を食べて北海道の翼、エアドゥで飛びました。北へ

 7月のとある日の早朝、記者はエアドゥにてフライトしました。羽田から新千歳は飛行機で行くと約1.5時間。移動時間で考えると、新幹線で東京から浜松あたりに行くのと変わらない。北海道は私が思っていた以上にずっと近かったです。

 北海道新幹線を利用して東京から札幌に行く場合は、函館まで約4時間、函館から約3時間半でトータル約7時間半かかります。北海道の地図を見ると納得するのですが、新幹線の最北駅である新函館北斗と札幌はなかなか離れているのですね。

北海道新幹線「はやぶさ」。記者は飛行機を利用しましたが、のんびりと鉄道の旅を楽しむのも、思い出に残りそう(写真は山口健太氏が4月に撮影したもの)

 東京・札幌間の移動は、時間とコストの両方で飛行機のほうが手軽ですが、新幹線には新幹線の楽しみがありますよね。函館で一泊しつつ余裕を持って観光できるのだったら、私も青函トンネルをくぐりたかったな。

空港で睡眠をとるべし

 新千歳に到着して、第1の目的地はサッポロビールの工場。博物館は工場を見学した後に回ります。「え、工場と博物館って違うの」って?

サッポロビール北海道工場は、JR千歳線の「サッポロビール庭園」が最寄り駅

 実は、サッポロビール北海道工場とサッポロビール博物館は別物。今年リニューアルしたのは札幌市内にある博物館。ビールを製造しているビール工場は所在地が恵庭市で、札幌駅から1時間弱ほど離れています。1日のうちに両方を行くとなると半日がけ。記者はまさにビールのための札幌観光です。うふふ!

 さて、ビール工場の見学は午前一番で予約しているのですが、新千歳に早く着きすぎてしまったのでベンチでひと休み。午前中から飲むわけですから(ビールを)、しっかり身体を休めなくてはいけません。女、30歳に近くなると周囲の観光客のざわつきも気になりません。すべてはビールのために……。

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