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テックベンチャーだったリコーのオープンイノベーション

2016年06月13日 06時30分更新

オープンイノベーションのバックエンド組織を立ち上げ

 再び時が経ち2014年、リコーはベンチャー企業支援プログラム“Ricoh Innovation Bridge”をスタートする。これは、新規事業開発部門が主体となり直接ベンチャー企業に対し人、技術、資金を提供して、ベンチャー企業と共に共創シナリオを考えて、検証するプログラムだ。合わせて、ベンチャー企業活用による新事業シーズ探索や事業性検証を行なうオープンイノベーション推進室が、新規事業開発本部に新設された。

 オープンイノベーション推進室には、投資機能、事業案件プロデユース機能、社内リソースコーディネート機能という大きく3つの役割がある。現在、国内とシリコンバレーのベンチャー企業との連携に加えて、有力なベンチャーを数多く排出するイスラエルにもネットワークを拡大している。

 澤田氏は、今年3月にイノベーション推進室に配属となったばかりだ。しかしその直前まで社内で新規事業を立ち上げるべく先進的な施策を進めており、その中でベンチャーとの関わりも深くなっていた。

「この頃のつながりがあるので、今の立場で話をしてもお互いを理解しやすいと感じています。やはり人と人とのつながりが大事で、そこから話がどんどん発展していく事が多いですね」と澤田氏は笑顔を見せる。

 最終回となる次回は、今年3月にリコーとオムロン、SMBCベンチャーキャピタルの3社がコアメンバーとなり設立した“テックアクセルファンド”への期待や、リコーが見据えるベンチャー支援のゴールなどについて、引き続き澤田氏に話を訊くことにしよう。

リコー 本社事業所 新規事業開発本部 オープンイノベーション推進室 澤田智裕副事業プロデューサー

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