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ADATAが3D NANDフラッシュ採用新型SSDをお披露目

2016年06月06日 20時42分更新

 COMPUTEX TAIPEI 2016のADATAブースには、数多くの新SSDが展示されていた。7月発売予定のコンシューマー向け新製品をチェックしていこう。

3D NANDフラッシュ搭載SSDで大攻勢をかけるADATA

2.5インチSSDの最上位モデル
「XPG SX950」

 同社の2.5インチSSDの最上位モデルとなる「XPG SX950」。3D MLC NANDフラッシュとSeagate製コントローラーを採用する。書き込み回数を最適化してフラッシュメモリーの寿命を伸ばす「DuraWrite IIテクノロジー」をサポートすることから、SandForceコントローラーを改良したものと思われる。

「XPG SX950」。最大転送速度はシーケンシャルリードが560MB/sec、同ライトが530MB/sec

MLC採用の
「Ultimate SU900」

 3D MLC NANDフラッシュとSilicon Motion製コントローラーを採用する、ハイクラスのUltimateシリーズに属する製品。シーケンシャルライトが、最上位のSX950より若干遅い。

「Ultimate SU900」。最大転送速度はシーケンシャルリードが560MB/sec、同ライトが510MB/sec

TLC採用の
「Ultimate SU800」

 SU900のNANDフラッシュをMLCからTLCに変更することで価格を下げた製品。最大転送速度はSU900と変わらない。

「Ultimate SU800」。最大転送速度はシーケンシャルリードが560MB/sec、同ライトが510MB/sec

コントローラーはSilicon Motion製「SM2258」、NANDフラッシュはマイクロン製「29F384G08EBCBB」を搭載

3D NANDの優位性を示すデモ。上のグラフが、3D TLC NANDフラッシュによるベンチ結果、下のグラフが従来の平面TLC NANDによるベンチ結果だ

DRAM非搭載の
「Ultimate S700」

 3D TLC NANDフラッシュとMaxiotek製コントローラーを採用する廉価モデル。最大の特徴はDRAMキャッシュを搭載していないこと。そのぶん価格を抑え、容量1TBで200ドル前後になるという。

「Ultimate S700」。黎明期のSSDのようにキャッシュを搭載していないため、プチフリ(プチフリーズ)が気になるところだが果たして……

基板にはDRAMが搭載されていない

ベンチスコアには影響がないようだ

NVMe対応のM.2 SSD
「XPG SX8000NP」

 PCI Express Gen 3x4(32Gb/s)に対応する、M.2 2280接続のSSD。3D MLC NANDフラッシュとSilicon Motion製コントローラーを採用。NVMe 1.2をサポートする。

「XPG SX8000NP」。最大転送速度はシーケンシャルリードが2000MB/sec、同ライトが800MB/sec

3D NANDではない廉価版の
「XPG SX7000NP」

 PCI Express Gen 2x4(20Gb/s)に対応する、M.2 2280接続のSSD。SX8000NPの下位モデルで、平面MLC NANDフラッシュとRealtek製コントローラーを採用する。

「XPG SX7000NP」。最大転送速度はSX8000NPと同じ

一風変わった展示も

 ブース内で、見慣れないPCケースを発見した。フロントに2.5インチドライブのドッグを備えており、わざわざPCケースを開けなくてもドライブの交換ができるようになっている。

 フロントの目立つ位置にSSDを接続できるうえに、正面以外が覆われているので、手や足などがぶつかり、SSDが吹っ飛んでしまう心配もない。

展示されていたケースはiBUYPOWER製の「Revolt 2」という製品。日本では見かけないメーカーだ

 数年前に、HDDやSSDドッグを備えるPCケースが流行したが、最近はめっきり見なくなったのでやや懐かしい感じもする。こうした製品に出会えるのもCOMPUTEXの魅力のひとつだ。

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