ウォンテッドリーは4月18日、作品やプロダクトを通じて、視覚的にクリエイターと企業をつなげるプラットフォーム「CASE」をリリースした。
創作のためのインスピレーションを得るため、クリエイターは日々新たなプロダクトやデザインを目にする機会を求めている。CASEでは、そうした機会を創出し、クリエイターと作品、クリエイターと企業をつなぐハブとなる。
CASEには国内の質の高い作品が集まるため、クリエイターにとってインスピレーションを得るための貴重な場となる。作品から企業の質を知る事で、クリエイターは知名度は無くとも質の高い企業を見つけられる。クリエイター自身も作品を掲載する事で、他のクリエイターや企業に対して実力をアピールできる。これらをクリエイターのメリットとして挙げている。
具体的な機能としては、「Project一覧」が閲覧可能。Projectはプロダクトや作品のイメージをまとめたもので、一覧では「オススメ順」「Like数の多い順」「コメント数の多い順」などに並べ替えられる。また、Projectにはタグが付いており、タグを用いて絞り込みを行う事で「自分の興味に近いProject」も見つけやすくなるという。
さらに、Projectにはプロダクトや作品の関係者を「CREDITS」として掲載できる。制作を行ったクリエイターや、共同で制作に携わった企業、クライアント、代理店など、Projectを通してさまざまなクリエイターや企業とのつながりが可視化される。
そのほか、「企業ページ」も閲覧可能。企業の投稿したProjectが一覧できるほか、ソーシャルリンクなどの情報も掲載されているので、企業の情報を取得しつつ、Projectの質から企業のセンスを判断できる。気になった企業については、MemberやFollowerを見る事で自分と感性の近いクリエイターも探せるという。
CASEは、Wantedlyの登録会員も利用可能。今後は、創作機会の多いクリエイターをターゲットに利用者を拡大し、数カ月をめどに2000作品を集める予定としている。
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