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月1250円以上のサービスが月500円で利用可能

ゲーム感覚で歩いてdポイントが貯まる!ドコモが「dヘルスケアパック」を発表

2016年04月01日 10時00分更新

 ドコモは、新サービス「歩いておトク」をはじめとした各種健康・フィットネス系アプリをおトクにまとめて契約できる「dヘルスケアパック」を4月19日から開始します。月額500円(税抜、初回31日間無料)で、利用にはspモード契約が必要なため、他キャリアや格安SIMユーザーは利用できません。

合計月額1250円以上の4サービス12アプリが
月額500円で利用できる

 dヘルスケアパック契約者は、ドコモおよびドコモ・ヘルスケア(ドコモとオムロン・ヘルスケアの合弁会社)の提供する4サービス12アプリが月額500円で使えるようになります。また、契約者は「ムーヴバンド3」や「ねむり時間計」などのわたしムーヴ対応製品を特別価格で購入できたり、ABCクッキングスタジオの入会金(1万2000円)が無料になるなどの割引・優待特典が付属します。なお、それぞれのサービスやアプリは従来どおり単体契約も可能です。

dヘルスケアパックで使える12種類のアプリ

dヘルスケアパックに契約すると各種製品やサービスが優待価格で購入できる

●dヘルスケアパックで利用できるサービス&アプリ

・歩いておトク 月額300円

・WM(わたしムーヴ)アプリ 月額無料 ※キャリアフリー

・からだの時計 WM 月額300円

・からだのキモチ 月額300円

・Runtastic for docomo 月額350円
(利用可能アプリ:Runtastic、Road Bike、Squats、Push-Ups、Pull-Ups、Sit-Ups、Six Pack、Me)

DeNAと協力して制作された
dポイントが貯まる「歩いておトク」

 今回、dヘルスケアパックとあわせて発表になった新サービスが「歩いておトク」(単体契約の場合、月額300円)。このサービスは、歩数をカウントし世界各国の観光地を疑似的に巡ることができるもので、各ツアーをクリアーすることでdポイントをゲットできるなど、まるでスマホゲームのようなヘルスケアアプリとなっています。

 それもそのはずで、企画・運営はドコモ、ドコモ・ヘルスケアとDeNAライフサイエンスの3社共同で実施されています。ゲットできるポイントはランダムですが、1日7000歩以上歩くとすると、1ヵ月で約500ポイント貯まるぐらいのバランスに調整されているとのこと。なお、付与されるポイントは期間・用途限定ではなく通常のdポイントですが、dポイントクラブのステージアップ対象外となります。

お詫びと訂正:取材時、歩いておトクで取得できるdポイントはdポイントクラブのステージアップ対象との情報でしたが、サービス稼働後、ドコモ広報部に確認したところ「ステージアップ対象外」であることがわかりました。訂正いたします。(2016年5月9日)

歩いておトクの実際の画面

ツアーのチェックポイントでdポイント入りのプレゼント箱がランダムで手に入る

各ツアーをゴールするとそれまで手に入ったプレゼント箱が開封され、dポイントをゲットできる、という仕組み

ツアーは国内国外を問わず用意されている。1度チャレンジしたツアーも再度、挑戦することができる

歩いておトクで獲得したポイントはまとめて一覧で確認できる

スマホで測定できる範囲の精度ではあるが、日々の歩数、歩行距離、消費カロリーの表示も可能

 歩いておトクのスタートも4月19日も予定。チュートリアルの「はじめてのツアー」を実行するともれなく100ポイント。また、「ムーヴバンド2」もしくは「ムーヴバンド3」と連携設定を行なうと、ゴール時にもらえるdポイント入りプレゼント箱が1点追加されるため、よりポイントが貯まりやすくなります。

はじめてのツアーをこなせば、だれでも100ポイント付与される

ムーヴバンド2/3を連携すれば、より精度の高い活動量&ゲーム内ボーナスを取得できる

まずはユーザーの利便性・おトクさを優先
将来的にはデータの一元管理を目指す

ドコモ執行役員 ライフサポートビジネス推進部長の村上享司氏

 ドコモは、自社と子会社のドコモ・ヘルスケアとで健康管理・促進のサービスを提供しており、いままでは目に見える形の連携はありませんでした。今回は同社がすでにコンテンツ系サービスとして行なっている「スゴ得コンテンツ」に近い形の複数のサービスをおトクに一括で契約できるものに留まりましたが、ドコモ執行役員の村上享司氏は「今後、各サービスのヘルスケアデータは一元管理できるようにしていき、健康管理はドコモにお任せいただけるようにしたい」と語っていました。

将来的にはデータの一元化も検討されているドコモのヘルスケア分野

 dポイントをより多く貯めたい、現在健康管理について積極的にしていないけれど興味のあるというドコモユーザーの方はぜひチェックしてみてください。

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