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ネジ穴に被せて自転車パーツを盗難から守る「HEXLOX」

2016年03月18日 09時00分更新

 自転車はハンドルやサドル、ホイール、シートポストなどさまざまなパーツを、自分好みのモノに手軽に変えられるのも魅力のひとつ。一般的にはヘックス(六角)ボルトで固定されており、お手ごろなアーレンキー(六角レンチ)でカンタンに取り外し可能です。

 しかしこの「カンタンに取り外し可能」な点が盗難防止には困りもの。対策としてサドル盗難防止ケーブルロックを付けたり、ロック機能がある専用ボルトに変えたり、ホイールを固定するクイックリリースをロック付きのスキューワーに変えるといった方法もありますが、それだけロック解除用のキーが増えるのが困りもの。ロック解除用のカギを紛失するとパーツが取り外せなくなるという危険もあります。

「HEXLOX」

 クラウドファンディングKickstarterで資金調達中の「HEXLOX」は、盗難対策と取り外しの利便性を両立する注目のガジェット。ヘックスボルトの穴に「HEXLOX」を挿入し、そのまま半回転してパーソナルキーを引き抜くだけでロックは完了。このお手軽さがステキ!

 重量は2g以下と気にならない程度で、4インチ、5インチ、6インチボルト用を用意。ホイール固定用のクイックリリースはヘックスタイプのスキュアーに交換することで、こちらもロックが可能になります。価格はサドル対策セットとホイール対策セット(ボルト2本+解除キー)がそれぞれ23ユーロ(約2900円)。日本まで送料は6ユーロ(約760円)で、HEXLOX1個づつは9ユーロ(1140円)、ホイール固定用スキュアーは15ユーロ(約1900円)で追加できます。

 ロック解除用のパーソナルキー紛失対策も万全で、発行されたユニーク&パーソナルキーカードの印刷された3桁の数字を伝えると、予備のパーソナルキーがオーダーできます。

 既存のロックボルト系の不満や不安をことごとく解消する「HEXLOX」ですが、さすがに注目度が高くスーパーアーリーバードは完売かつアーリーバード枠もほぼ完売。第一ロットの出荷予定は2016年5月、第二ロット以降は6月開始です。確実に手に入れたいサイクリストは早めのPledgeと、自転車本体の盗難対策もお忘れなく!


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