週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アスキー・ジャンク部 連載100回記念

【閲覧注意】虫をたくさん食べてきた 高田馬場「米とサーカス」

2016年02月20日 17時00分更新

虫が入った酒に、酔う

虫の酒4種。手前左から、ハチ酒、サソリ酒、冬虫夏草酒、黒アリ酒

 虫の酒は、その名の通り虫を漬け込んだお酒だ。虫に生えるキノコ、冬虫夏草のお酒もある。

 価格は黒アリ酒が1000円、冬虫夏草酒が750円、サソリ酒が490円など。ビンの中に虫が大量に入っているので見た目はインパクト大だが、お酒に漬け込んでいるとなると直接食べなくていいので、忌避感もだいぶ薄れるというもの。単に筆者がマヒしているだけかもしれないが。

「やった!! お酒だ!!」と超嬉しそうなナベコ。仕事もあるので味見程度にしてくださいね、と釘を刺したら本気でヘコんでいた

 ハチ酒は、ハチミツも入っているということで甘い口当たり。飲みやすい。サソリ酒はウォッカに漬け込んでいるので、味はかなり強烈だ。冬虫夏草酒は、見た目のごとく漢方薬のような香りで独特。黒アリ酒は……アリが口の中に入ってきて気になる。

つらい夜は、虫と酔いたい

効くぜ……ノドに刺さるような味だぜ……というかアリがノドに刺さるぜ……物理的に……

 本記事で紹介した昆虫食メニューだが、米とサーカスでは当初3月6日までの提供を予定していたものの、好評につき3月いっぱいまで延長するとのこと。また、今後も昆虫を使った新メニューを提供していくそうだ。楽しみにしよう。

 なんやかんやで虫にすっかり慣れきってしまった筆者だが、さすがにすべてのメニューを食べきるには量が多かった。困っていると、「編集部の皆さんにもぜひ」というご好意で、特別にテイクアウトさせてもらった。ありがとう宮下さん。

特別に包んでもらいました。野趣あふれるおみやげだね

チャーハンだよっていえば気付かないでしょ(適当)

 編集部に持って帰り、みんなを呼び集める。「みんなー。おみやげだよー。虫だよー」。

 光に集まる虫のように、わらわらと編集部員が集まってくる。さっそく写真撮影タイムになるものの、誰も手をつけようとはしない。えー、おいしいのに、とすっかり昆虫食の魅力に取りつかれた筆者が主張するが、誰も聞いてはくれなかった。やはり、慣れないと厳しいものがあるのだろう。

編集部員が虫のようにぞろぞろと集まってきた。なんだ、みんな虫が好きだったんじゃないか……と思ったものの、誰も手をつけようとしない

 唯一うれしそうに食べていたのは、このところ連日キツい作業が続き、目が完全に死んでいる進行管理のニシマキのみだった。彼にとっては食べられればなんでもよかったのかもしれない。

「やっべえ、本当に虫じゃん、すげー!」とテンションが上がるニシマキ。しかし、その目に光はなかった

アハハ! 昆虫大好き! アハハ!

 ……これからも、アスキー・ジャンク部をよろしくお願いします。

米とサーカス 高田馬場店

 
 所在地:東京都新宿区高田馬場2-19-8
 営業時間:17:00〜5:00
 電話番号:03-5155-9317

コジマ

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。生来の不器用さと心配性を周りからツッコまれつつ、原稿や取材などと格闘している。

人気の記事:
「なにこれヤバイ! 『パラッパ』『Rez』並の衝撃『PlayGround』」「iMacという未来が家に来たことを、ひさびさに思い出した」「『ポテトチップス 苺のショートケーキ味』衝撃デビュー! あまりに革命的な味」

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

この連載の記事