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ソニー、インテリアLED照明として使えるBlueoothスピーカーを発売

2016年01月20日 11時00分更新

グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

グラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」

 ソニーは1月20日、インテリアLED照明にBluetoothスピーカーを組み込んだグラスサウンドスピーカー「LSPX-S1」を発表した。2月13日発売予定で、予想実売価格は8万円前後。

 同社は2008年に「Sountina」と呼ばれる、高さ1.8mのイルミネーション機能内蔵スピーカーシステムを発売しているが、LSPX-S1はその小型版といえる製品。ちなみに、Sountinaは105万円だった。

有機ガラスの下に加振器を3つ内蔵。ガラスをたたくことで音を発する。離れた場所でも音の減衰が少ないという

有機ガラスの下に加振器を3つ内蔵。ガラスをたたくことで音を発する。離れた場所でも音の減衰が少ないという

エッジ部(ガラスのフチ)がパッシブラジエーターとして低域の再生を担う

エッジ部(ガラスのフチ)がパッシブラジエーターとして低域の再生を担う

 直径82mm、高さ303mmというサイズなのでテーブルの上などに置くことが可能。本体上部を包む有機ガラスがツィーターの役割をし、さらにその上部にあるエッジがパッシブラジエーターとして機能する。

台座部分。上にウーファーが下向きに内蔵されおり、下方の円錐部分で音を広げる。円錐の頂点にはLEDを内蔵。Bluetooth接続時に光るようになっている

 本体下方の台座部にはウーファーが内蔵されているが、その下に空いた空間は円錐形状になっており、これにより周囲360度に均一に音を広げる仕組みとなっている。

本体背面。ライン入力を備える

本体背面。ライン入力を備える

 LSPX-S1はライン入力も備えているが、基本はBluetoothスピーカーとなっている。SBCやAAC、aptXに加え、同社の高音質コーデック「LDAC」に対応しており、対応再生機器ではハイレゾ出力が可能だ。

 また、本機2台を連携使用することで、Bluetooth接続でのステレオ再生も可能。デジタルアンプの「S-Master」に音質補完技術「DSEE」、自動最適設定の「ClearAudio+」など、同社のオーディオ技術も導入されており、音質についてはSountinaよりも進化。特に高調波の歪みが大幅に改善されており、より透き通った音の再現が可能となっている。

本体底面。操作ボタンが並ぶ。NFCにも対応

本体底面。操作ボタンが並ぶ。NFCにも対応

スマホアプリの画面。コーデック変更やイルミネーション設定、スリープタイマーなどの設定が可能

 本体底面に一通りの操作ボタンを用意するが、専用スマホアプリからの操作も可能。アプリでは、Bluetoothのコーデック変更からLEDの明るさ調整、スリープタイマーの設定なども行なえる。

 ウーファーの最大出力は13W、再生周波数帯は60~40000Hz。このほか、バッテリーを内蔵しており、AC接続なしで最大4時間の動作が可能だ。

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