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ICT技術などを活用し、eスポーツによる地域社会への貢献を目指す

NTT東西ら6社、eスポーツ分野における新会社設立を発表

2020年01月21日 21時00分更新

ニュースリリースページから

 西日本電信電話(以下、NTT西日本)は1月21日、東日本電信電話(以下、NTT東日本)、エヌ・ティ・ティ・アド(以下、NTTアド)、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトーと共同出資を行ない、eスポーツ分野における新会社「NTTe-Sports」(本社:東京都新宿区)を設立すると発表。設立日は1月31日。

 NTTe-Sportsは、eスポーツにおけるICTを活用した設備の構築・運用、サポート(教育)事業、プラットフォーム運営、イベントソリューションおよび街の活性化コンサルなどを提供し、地域社会への貢献を目指す新会社。

 海外市場では約1000億円を突破するほど、急速に拡大し続けるeスポーツ市場。国内におけるeスポーツ市場も拡大傾向にあり、2022年には約100億円に達するとしている。2019年の茨城国体でeスポーツが文化プログラムに採用されたほか、自治体などによるeスポーツのイベント誘致や主催も増加し、経済効果や集客拡大などによる地域活性化が期待されているという。

 こうした中、NTT東日本は高品質で安定した通信ネットワークやICT技術を軸に、NTTアドと連携し、eスポーツ施設やイベントにおけるICTソリューションの提供やイベントの企画運営支援などを2019年3月に開始。その過程で、eスポーツを通じた「新たなつながりや体験」の創出・新しい文化や社会の創造・地域活性への貢献を果たす必要性を見出し、eスポーツ分野に特化したNTTe-Sportsを設立するに至った。

 今後、イベントソリューション事業の一手として、タイトーと連携し、国内最大級とうたうアーケード版eスポーツ大会「闘神祭2020 -World Championship of ARCADE-」を共催。さらに、サポート(教育)事業においては、サードウェーブと連携し、同社が提供する「eスポーツ部発足支援プログラム」を共同で提供拡大していくという。

■新会社の概要
・会社名:NTTe-Sports
・本社所在地:東京都新宿区西新宿3-19-2 NTT東日本初台ビル社屋内
・事業内容:eスポーツ関連設備の構築・運用、人材教育サポートや動画コンテンツなどの配信サービスの運用、イベントソリューションなどの提供、自治体らと連携した地域活性化事業
・資本金:3.0億円(資本準備金 3.0億円)
・株主:NTT東日本、NTTアド、NTT西日本、NTTアーバンソリューションズ、スカパーJSAT、タイトー
・設立年月日:2020年1月31日(予定)

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