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選挙に行かない理由「予定があった/急用が入った」が1位

2019年07月29日 21時00分更新

 LINEは7月29日、全国18〜69歳を対象に実施した「第25回参議院議員選挙に関する調査」の結果を発表。回答期間は7月22日〜7月23日で、調査方法はLINEユーザーを対象にしたスマホウェブ調査。回答人数は1090人。

選挙に行かない理由「予定があった/急用が入った」が1位

 選挙に行かない理由を聞くと、総合ランキングでは「予定があった/急用が入った」が1位、「時間がない/忙しい」は2位、「投票したい候補者/政党がいない」は3位。4位以降は「興味がない」「意味がない」「選挙や政治がよくわからない」といった、選挙・政治への消極的な理由が続いた。

10代と20代の若年層では「住民票と違うところに住んでいる」が3位

 10代と20代の若年層では「住民票と違うところに住んでいる」が3位にランクインした。進学・就職を機に転居したものの、住民票を移していないために「投票券が届かなかった」「今の居住地で投票ができなかった」などの問題が発生することが、選挙に行かなかった要因の1つだという。

 40代と50代では「意味がない/変わらない」「投票したい候補者/政党がいない」など、選挙・政治に悲観的な反応を示している人も少なくなかった。

 50代と60代に関しては「体調不良」を理由に挙げている人が多かった。なかには投票所まで行くことの負担が大きいと感じている人もいるかもしれないとした。

20代以下はSNS、30代以上はテレビやネット

 選挙期間中に、選挙について目にしたものや知ったことについて、年代ごとに確認した。10代と20代の若年層は「SNS上の呼びかけを見た」、30代以上は「選挙の結果予測や開封速報を見た」がそれぞれトップだった。20代以下は「SNS」、30代以上は「テレビ」や「ネット」がメインだったという。

 一部で話題となった「若者よ、選挙に行くな」という動画の視聴に関しては10代と20代の認知率は2割程度だった。一方で、もっとも動画の視聴割合が高かったのは60代で、この動画の発信者役に近い年代の人たちに注目されていたという。若年層の投票率を上げる目的で実施されている「選挙割」も、10代と20代ともに認知率は1割程度とまだ浸透はしていないとのこと。

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