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VRやARなどのトレーニングで年間135億ドル削減できる、アメリカの調査会社が発表

2019年02月27日 16時50分更新

 アメリカの調査会社SuperDataは、企業のVR/AR/MR(XR)の利用状況に関する調査結果を発表した。

 VRを導入した企業のなかで、もっとも多い用途は「トレーニング」だった。XRを使ったトレーニングでおよそ年間135億ドル(約1.5兆円)が削減できるという(※2019年をベースとした試算)。

 また、VRを導入した企業の71%が社内教育向けに利用している。たとえば、小売大手のウォルマートは、一体型VRヘッドセット「Oculus Go」を全米の4500店舗に配布。100万人以上の従業員にVRトレーニングを実施している。

 XRトレーニングが企業にとって多くのポジティブな成果をもたらしているとわかった。同社のXR部門トップであるStephanie Llamas氏は「XRトレーニングを検討していない組織は、すぐにXRを導入した競合の後塵を拝することになるでしょう」と述べている。

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