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特茶が福利厚生で安く飲めたら社員はうれしいかも

「オフィストクホ」あったら便利そう

2017年11月30日 12時00分更新

オフィストクホをご存知ですか?

 会社内にお菓子売り場を設置する「オフィスグリコ」はあまりにも有名です。最近は、同様の「置き薬」的なビジネスで、野菜や果物を提供するといったサービスもあるとご存知でしたか? 「オフィス〇〇」はグリコだけではないのです。

■トクホ製品を会社が一部負担することで福利厚生に

 サントリーの「特茶」も「オフィストクホ」という名称のサービスをやっています。法人に冷蔵庫を無償レンタルし、トクホ製品である特茶や胡麻麦茶を定期的に購入してもらうというもの。会社にとって、社員への販売額を一部負担することで福利厚生として活用できますし、最近は企業の健康経営への意識が高まっているので、健康問題の解消にも役立てることができます。

会社でトクホ飲料を定期購入し、社員への販売額を割引することで福利厚生に。対象は「特茶」と「胡麻麦茶」。特茶は体脂肪を減らすのを助けるという製品で、胡麻麦茶は血圧が高めの人向け。

 オフィストクホは2017年6月からテスト的にスタートしています。ですが、そもそも飲料で置き薬って需要があるんでしょうか。飲料だったら自販機で買える、そう思いませんか?

 ところが、トクホを担当するサントリー食品インターナショナル ジャパン事業本部 ブランド開発第一事業部の赤間康弘さんにお聞きしたところ、自販機がないオフィスは割と多いそう。日本の全オフィス数が590万ほどあるところ、従業員数が20人以下のオフィス数は実に約530万ほどで、その多くが自販機を設置していないそうです。

 自販機はある程度の人数が利用しないと設置が難しいですが、オフィストクホは小さな冷蔵庫を設置するだけなので、小規模オフィスでも導入可能というところがポイントです。

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