2017年09月13日09時00分

中学生たちに「コンピューターはなぜ面白いのか?」というお話をしてきた

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人工知能の時代になったらいよいよプログラミングが重要になる

 さて、ここまでのお話は、さらに1カ月ほど前に大学生400人にした内容とすこし重なる部分がある(さすがに内容もだいぶ違うし時間も何倍もあったのだが)。そこでは少し触れたのだが、「これから人工知能の時代になってコンピューターやプログラミングを学ぶ必要があるのか?」について補足しておくのがよいかもしれない。

 人とコンピューターは、早晩、人間の使う「ことば」によってコミュニケーションするようになるという意見がある。そのときに、人のほうはかなりいいかげんなので、人とコンピューターはコミュニケーションの質的にアンバランスな状態になる。そのときに、人とコンピューターのあいだで誤解が生じないために、いわば合意言語としてプログラミング言語は残り、プログラミングは必要であり続ける。ブロックチェーンとそうした言語の組み合わせが、人間がコンピューターと平和にやっていけるかどうかのカギを握るのではないかと思う。

 まあ、人間の想像力はたいしたことはないのでこれも大外れなのかもしれないが、実のところ、こんなふうに未来を考えたくなることもコンピューターの「面白さ」である。

 私の話は、長岡の中学生たちにコンピューターの「面白さ」は2ミリくらいは伝わっただろうか? 最初のところで触れた「第二回全国小中学生プログラミング大会」は、後援に文部科学省(予定)、総務省、経済産業省についていただき、朝日新聞社が共催で開催。使用言語を問わず、技術力だけでなくアイデアやコンセプトも評価されるコンテストだ。今年は応募〆切がすぐだが、近くに小中学生のいる方は公式サイトをご覧いただきたい。


遠藤諭(えんどうさとし)

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 株式会社角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員。月刊アスキー編集長などを経て、2013年より現職。角川アスキー総研では、スマートフォンとネットの時代の人々のライフスタイルに関して、調査・コンサルティングを行っている。また、2016年よりASCII.JP内で「プログラミング+」を担当。著書に『ソーシャルネイティブの時代』、『ジャネラルパーパス・テクノロジー』(野口悠紀雄氏との共著、アスキー新書)、『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座』(講談社)など。

Twitter:@hortense667
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