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レシートの買物履歴を活用しつつKDDIの技術で個人情報を保護

世界初、個人情報保護に対応した電子レシートシステムを実証実験

2017年02月01日 20時00分更新

システム構成図

 KDDI総合研究所は2月1日、電子レシートシステムの実証実験の個人情報保護機能として参加すると発表した。

これは経済産業省からの委託事業として東芝テックなどトライアルカンパニーなどが実施する実証実験。通常は紙で提供される買い上げ商品の明細レシートを電子化するもので、買い物履歴の確認のほかポイント付与やレシピ情報などの付加価値を付けるもの。

実施店舗およびスマホ画面イメージ

 購買履歴などによって便利に利用できる反面、消費者の個人情報データを事業者が管理するため、必要なデータを取り出しつつ個人情報はマスク処理してデータ流出を防止する工夫が必要となる。KDDI総合研究所は人情報保護機能としてプライバシーポリシーマネージャーの提供として参加する。

 実証実験はトライアルカンパニーのメガセンタートライアル新宮店(福岡県糟屋郡)において、3月1日から3月12日までの間実施される。

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