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日本を含む181カ国でプレビュー版の提供を開始

マイクロソフト、Slack対抗のワークスペース機能「Teams」発表

2016年11月04日 20時28分更新

 米マイクロソフトは11月2日(現地時間)、チャットベースのワークスペース機能「Microsoft Teams」を発表した。日本を含む181カ国でプレビュー版の提供を開始した。プレビュー版はOffice 365の「Business Essentials」「Business Premium」ユーザーのみ利用できる。正式リリースは2017年の第一四半期を予定している。

 チャット機能では、チーム内でリアルタイムのチャットができる。スッレッドでのチャットや個人間でのチャットにも対応する。メンバーとSkypeで、音声会話やビデオ会議も行なえる。

 Microsoft Teamsでは、すべてOffice 365のコンテンツ、ツール、メンバー、会話がのワークスペースで利用可能だという。また、SharePointとOneNoteへのアクセスが組み込まれており、アプリ内でドキュメントの作業も可能だ。

 セキュリティー面では、Office 365標準のエンタープライズセキュリティーおよびコンプライアンス機能を提供する。広範なコンプライアンス標準サポートを提供し、保存中や送信中のデータも暗号化する。また、多要素認証で個人情報を保護する。

 カスタマイズ機能では使用頻度が高いドキュメント、ウェブサイト、アプリにアクセスし易くしたり、RSS、Trello、GitHub、Asanaなどのサードパーティのツールに接続できる。また、APIなどの開発ツールを使ったカスタム統合を構築できる。

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