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物理ボタンが8個もあるauタフネススマホ『TORQUE G02』は防水じゃなくても購入に値する

2015年07月25日 19時00分更新

 こんにちは、物理ボタン大好きジャイアン鈴木です。以前はホーム、メニュー、戻るボタンを物理ボタンとして備えているスマホが多かったですが、最近はそれらが希少種となっているのが嘆かわしい限りです。

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 物理ボタンの利点はふたつあります。まずひとつは、手探りで押せること。ソフトウェアキーでは手探りしようがありませんね。もうひとつは押したときにフィードバックがあること。ソフトウェアキーでもバイブや音などでフィードバックを付加できますが、マナーモードなどで完全消音に設定しているときには利用することはできません。

 という理由から、物理ボタンが超好きなワタクシ、ジャイアン鈴木は、メインスマホには『iPhone』や『Galaxy』シリーズなどホームボタンがあるモデルを選び、それに加えてボタン型イヤホンプラグ『Pressy』などで物理ボタンを増設しています。

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↑Android用のボタン型イヤホンプラグ『Pressy』。アプリやショートカットの起動、カメラのシャッターなどさまざまなアクションを割り当てられる。pocketgamesで4212円(税込)で販売中。

 さて本題です。7月16日に発売されたばかりの、auが「最強スマホ」とうたう『TORQUE G02』は、米国国防総省調達基準(MIL-STD-810G)19項目準拠&京セラ独自耐久試験2項目と……合計21項目をクリアーしており、アウトドア派な方やガテン系な方にズバピタな1台なわけですが、ワタシから見ると「物理ボタンが8個もあるよ、ハァハァ」な端末なわけです。というわけで今回は、『TORQUE G02』の物理キー有効活用法をご提案したいと思います。

合計8個の物理ボタンが超イカす

 まずは『TORQUE G02』の物理ボタンの配置からご説明します。右側面には電源とカメラボタン、前面下部には“戻る”、“ホーム”、“タスク”ボタン、左側面にはボリューム大、ボリューム小、“ダイレクト”ボタンがあります。この最後のダイレクトボタンのみユーザーが自由にアプリや機能などを割り当て可能で、『TORQUE G02』を完全に使いこなすにあたって重要なボタンとなります。

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↑右側面。左からカメラボタン、電源ボタン。
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↑前面下部。左から戻るボタン、ホームボタン、タスクボタン。
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↑左側面。左からボリューム大、ボリューム小、ダイレクトボタン。
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↑ダイレクトボタンの設定画面。右下の変更から任意のアプリを割り当てられる。

ダイレクトボタンをフル活用しよう

 まず定番の使い方はよく使うアプリの登録です。もっとも利用頻度の高いアプリケーションを登録しておけば、ダイレクトボタンを長押しするだけで、電源が入ると同時にそのアプリケーションが立ち上がるのでヒジョーに便利です!

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↑ソーシャル厨なワタシはまずTwitterを登録してみました。

 アプリひとつしか登録できないのでは足らんぜよ……、という方は“サブランチャー”を登録するといいでしょう。ただしダイレクトボタンで起動できるサブランチャーが見つからなかったので、今回は通知パネルにアプリやショートカットを登録できる『Chiee!ランチャー at 通知パネル』を利用することにしました。この『Chiee!ランチャー at 通知パネル』によく使うアプリを登録し、ダイレクトボタンに“通知パネルを表示”を設定しておけば、ダイレクトボタンを長押しすれば通知パネルが開いて、すぐ目的のアプリを起動できるというわけです。

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↑『Chiee!ランチャー at 通知パネル』によく使うアプリを登録。
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↑ダイレクトボタンに“通知パネルを表示”を設定。
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↑ダイレクトボタン長押しで、すぐサブランチャーに登録したアプリにアクセスできるようになる。

ワタシはテザリングのオンオフに使うことに

 ワタシが最終的にダイレクトボタンに登録することにしたのがテザリングのオンオフ。ポケットのなかに『TORQUE G02』を入れたままでテザリングをオンオフしたかったのです。使用するアプリケーションは『Portable Wi-Fi hotspot Premium』。これは起動するたびにテザリングのオンオフを切り替える単機能のアプリなので、今回のような用途にピッタリなのです。

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↑『Portable Wi-Fi hotspot Premium』をインストール。
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↑ダイレクトボタンに『Portable Wi-Fi hotspot Premium』を設定。
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↑ダイレクトボタン長押しで、テザリングのオンオフを切り替えられる。手探りでオンオフを切り替えられるので、モバイルWiFiルーター感覚で利用できる。

 以上、物理ボタンが豊富に用意された『TORQUE G02』は、ダイレクトボタンをカスタマイズすることでより使い勝手のいい端末になりました。某夏スマホを2台購入したばかりなのですが、7月16日に遅れて登場した『TORQUE G02』も泣き笑いしながらauショップで購入してしまいそうです!

TORQUE G02
・au(京セラ製)
・実質負担額:3万7800円(毎月割適用後)
・ディスプレー:4.7インチ(720×1280ドット)
・CPU:MSM8928(1.4GHz、クアッドコア)
・メモリー(RAM):2GB
・ストレージ(ROM):16GB
・カメラ:1300万画素(インカメラ500万画素)
・バッテリー:2910mAh
・サイズ:約72(W)×14.2(D)×147(H)mm
・重量:約203g

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