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厚さ5ミリ未満!世界最薄モデルなどOPPOの新機種を山根博士が語る

2014年10月30日 20時30分更新

 新興メーカーのオッポ(OPPO)は5ミリを切る世界最薄のスマートフォン『OPPO R5』と、モーターで背面カメラが前面にも自動回転する『OPPO N3』を発表しました。

『OPPO R5』

OPPO
↑わずか4.85ミリ。iPhone 6より30%も薄い!

 OPPO R5は世界最薄記録を更新する超スリムなスマートフォン。厚さはなんと4.85ミリで、薄くなったiPhone 6の6.9ミリより約3割も薄くなっています。百円硬貨が1.7ミリですから、百円玉を3枚重ねた厚みよりも薄いのです。アルミ合金を採用した本体は強度も高く、この薄さでも降り曲がることはないとのこと。

OPPO
↑薄さが際立つすっきりしたフォルム。

 OPPO R5は5.2インチフルHDディスプレイを搭載。本体サイズは高さが148.9ミリ、幅が74.5ミリと片手でも十分持てる大きさです。CPUは64ビットのSnapdragon 615を採用。3GはもちろんLTEはFDD-LTEとTD-LTEの両方式に対応します。

OPPO
↑ハイエンド機なみのカメラ性能を誇る。

 カメラ部分はiPhone 6同様に若干本体からでっぱりがあります。背面側には1300万画素、フロント側には500万画素と他社のハイエンド製品にも負けない高画質なものを搭載。

OPPO
↑O-Musicで音楽も写真撮影も楽しめる。

 別売のBluetooth音楽コントローラー『O-Music』はヘッドフォンを差してワイヤレスで音楽を楽しめ、音楽のコントロールも可能。またカメラのシャッターのリモコンとしても使えます。その他独自のVOOC高速充電技術を採用しており、専用のACアダプタを利用すると30分で内蔵バッテリーを75%まで充電可能。充電を忘れてしまった時でも安心です。

OPPO
↑11月末からグローバル市場で発売予定。

 価格は約499ドルの予定。11月末に中国およびグローバル市場で順次発売されます。スペックも充実しているだけに、日本での販売も期待したいところですがOPPOから日本市場についてのアナウンスは今回もありません。アジア各国でも販売予定なので、この冬休みに海外旅行する人は現地でぜひこの薄さを体験してみたいものです。

●おもなスペック
CPU:MSM8939(1.5GHzクアッドコア)
ディスプレー:5.2インチ液晶(1920×1080ドット、423dpi)
メモリー(RAM):2GB
内蔵ストレージ:16GB
カメラ 1300万画素(インカメラ500万画素)
OS Android4.4
バッテリー:2000mAh
サイズ/重量:74.5(W)×4.85(D)×148.9(H)mm/155g

『OPPO N3』

OPPO
↑カメラが自動反転、XperiaやGALAXYにも負けないハイスペックスマホ。

 OPPO N3は1600万画素の高画質カメラを搭載した同社のハイエンドモデル。カメラは1つだけですが、前後に回転することでどちらの向きでも利用できます。フロント側でも1600万画素をフルに活かしたセルフィーが撮れるのも特徴です。カメラユニットは淵の部分を革張りのようなステッチ仕上げにしているのがデザイン上のワンポイントにもなっています。

OPPO
↑スナドラ801、指紋認証も備える。

 本体サイズは幅が77ミリ、高さが161.2ミリ、厚みは8.7ミリ。重量は192グラム。同じ5.5インチディスプレイ搭載のiPhone 6 Plusとの差はそれほどありません。本体下部にはエッジに沿ってライトが内蔵されており、電話着信時などに点滅してくれます。CPUはSnapdragon 801で2.3GHz駆動とパワフル。LTEの対応周波数もB1/3/4/7/8/17/20/28-a/28-bと広く、先進国での販売も大きく視野に入れられています。

OPPO
↑顔を追いかけてカメラが自動的に回転。

 カメラのセンサーサイズは1/2.3。Pure Image 2.0技術により、6400万画素相当の写真を撮影することも可能とのこと。カメラユニットは背面から前面側に206度回転します。この回転カメラは過去に『OPPO N1』として初代モデルが搭載していましたが、OPPO N3ではモーターによる回転に対応しました。顔の動きを追いかけながらカメラが自動的に回転するトラッキングフォーカスにも対応。また手動だといちいちカメラを回転させるのも面倒なのですが、カメラアプリを起動して手のひらをかざすだけで瞬時にカメラが回転してくれるのです。

OPPO
↑指紋認証&シャッターにもなるボタンを配備。

 背面には新たに指紋認証ボタンも配備され、内部のデータを他人に見られてしまうことからも守ってくれます。指紋は5本まで登録可能なので複数の指先でのロック解除が可能。またこのボタン部分はタッチセンサーにもなっておりセルフィー時にはカメラのシャッターボタンにもなります。

OPPO
↑付属のリモコンはカメラ回転もコントロールできる。

 OPPO N3にはBluetoothリモコン『O-Click』が付属します。これはカメラのリモコンとしてシャッターを切れるだけではなく、カメラの自動回転もコントロールできる優れもの。またOPPO N3本体の音楽コントローラーとしても利用できます。

OPPO
↑今のスマホのカメラに飽き足らない人に。

 大手メーカーのフラッグシップモデルと比べてもそん色のないスペックを備え、しかも自在に動くカメラはスマートフォンの写真撮影の利用シーンを大きく広げてくれるでしょう。価格は649ドルの予定、OPPO R5と同時に11月末から順次各国で販売が始まる予定です。

●おもなスペック
CPU:(MSM8974AA(2.3GHzクアッドコア)
ディスプレー:5.5インチ液晶(1920×1080ドット、403dpi)
メモリー(RAM):2GB
内蔵ストレージ:32GB
カメラ 1600万画素
OS Android4.4
バッテリー:3000mAh
サイズ/重量:77.0(W)×8.7(D)×161.2(H)mm/191g

 

●関連サイト
OPPO

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