2014年06月04日13時30分

AMDが最新のノートPC用GPUについて解説:COMPUTEX2014

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 AMDは6月4日、ノートPC用GPUのRADEONモバイルグラフィックスについて、説明会を開催した。
 ここで解説されたGPUは、チップセットやCPUに内蔵されているGPUではなく、ゲーミングノートPCなどで使われる、追加型の"ディスクリートGPU"について。

COMPUTEX AMD mobile
AMDのRADEONモバイルグラフィックス製品を担当するRavi Gananathan氏。

 2014年6月現在では、ノートPC向けのGPUを"メインストリーム"、"パフォーマンス"、"ゲーム/マニア"と3つのセグメントわけて、RADEON R9/R7/R5 M200シリーズを提供している。

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左が2013年、右が2014年の製品展開。3つのセグメントは従来と変わらず。

 内蔵GPUとの性能差は、メインストリーム向けでは、Haswellに内蔵されているGPUと比べて20%から30%の性能アップとなる。ディスクリートGPUを採用した場合、製品価格に上乗せされることになるが、その価格はメインストリーム向けで約50ドル、パフォーマンス向けで約100ドル、ゲーム/マニア向けで200ドル程度。

 日本ではノートPCというと、薄型軽量のモバイルノートが主流で、GPUもチップセットやCPUに内蔵されたモデルが多く、本体価格アップにつながるディスクリートGPUの注目度は現状では高くない。一方で、PCゲーム市場が活発な欧州や中国などでは、コストアップに見合った性能向上ととらえられており、人気があるとのこと。

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日本では注目が低めのPCゲーム市場だが、ゲームメーカーは日本企業も多い。

 また、これまではディスクリートGPU登載機というと、ゲーム用PCというイメージが強かったがそれ以外にも、4KノートPCや小型PCなどにも広がり始めている。4KノートPCは超高解像度の描画に、小型PCは大型のテレビなどにつなげて動画視聴といった具合に、GPU性能が必要となる機能や使い方が増えているためと思われる。

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4月に発売された東芝の4KノートPC『dynabook T954』はメインストリーム向けの『RADEON R9 M265X』を採用。
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ギガバイトの超小型ベアボーンキット『BRIX GB-BXA8G-8890』は『RADEON R9 M275X』を登載。このディスクリートGPUのみAMD True Audioに対応。

 Gananathan氏は、それ以外にもオールインワンPCなどにも今後市場が広がっていくと語っている。最近では4K動画の撮影が可能なデジカメやスマホも登場しており、高解像度での描画性能はPCでも重要なポイント。ディスクリートGPUがPCゲーム以外でもアドバンテージを発揮するようになれば、登載PCが日本市場でも人気となる可能性は高そうだ。

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