2014年01月06日19時40分

東芝、4Kのリーディングカンパニーへ映像とPCの事業戦略を発表:CES2014

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 東芝はCES2014の開幕に先立って、“映像商品&PC事業戦略”のプレスカンファレンスを1月5日(現地時間)に開催した。ここでは4Kを中心としたテレビやPCの製品やコンセプトモデルなどが紹介された。

東芝:CES2014

 4Kのリーディングカンパニーを目指すという東芝。高輝度高コントラスト直下LED次世代4Kテレビは高色域、ダイレクト高輝度LEDバックパネル、高画質処理エンジン、HDMI2.0+HDCP2.2、次世代圧縮方式HEVCデコーダを搭載する。

 この高色域はただ単に色の幅が広いだけではなく、人が見ていて自然な色再現性を目指している。たとえば色域が不自然に広すぎると、物体そのものが発光しているような見え方になってしまうという。

東芝:CES2014

 参考展示されたコンセプトモデル『Borderless Board』は、フレームレスのディスプレー。タッチ機能を内蔵して、テレビのほかメモを残すといった使い方もできる。朝起きたら今日の天気を表示、家族でメモを残す、寝室で使うなど、家庭内で生活に密着したセカンドディスプレーを想定している。

東芝:CES2014

 東芝の考えるテレビの“スマート”は他社とは一線を画す。「ネットにつながっていろいろなコンテンツを観られるのは疑問を持っている」という。東芝のもつ強いHDD録画機能“タイムマシン”とレコメンド視聴、サジェスト機能などユーザーの視聴環境に合わせた“クラウド”を合わせて展開していきたいとする。

東芝:CES2014

 テレビの事業戦略で何度も強調されたのがASEANでの展開だ。テレビ市場は西欧では厳しいものの、国内は大型製品の伸びによる単価アップにより再活性化。ASEAN各国ではデジタル放送がスタートし、高付加価値モデルや大型モデルが伸長しているという。変化するASEAN市場に対して、日本でいままで培ってきた高付加価値の戦略をぶつけるというわけだ。

東芝:CES2014

 このほか曲面の4Kテレビや、21:9のアスペクト比の5Kテレビなど気になる製品もブースで参考展示を予定しているとのこと。こちらはCES2014本番の開幕後にお伝えする。

 PC事業のほうでも、コンシューマー向けとモバイルワークステーションで4Kディスプレーを採用したPCを展開する。

東芝:CES2014

 モバイルワークステーション『TECRA W50』は、OpenGLに強いグラフィックスを搭載する。

東芝:CES2014

 2in1ではビジネス向け10インチの『PORTEGE Z10t』は、キーボード側にプロジェクターや有線LANなどのビジネスで必要なインターフェースを接続できる。

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 このZ10tはディスプレーには手書きしやすいように保護シートのようなものがあらかじめ貼ってある。このフィルムがまるで紙に書いているかのような筆感をもたらしてくれる。デジタイザーとスタイラスペンも紙に書く感じを再現するために素材に処理を施しているという。

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 コンシューマー向けとして海外で展開する『Satelite Click』は、ディスプレー側に500GBのHDDを搭載する。これは一般的な家庭では外部ストレージなどを使わないため、写真や音楽などをたくさん保存できるようにということだそうだ。HDD搭載だが持ってみると意外に重くなかった。

東芝:CES2014 東芝:CES2014

 自ら遅れているというタブレット分野では、ビジネス教育での活用を推進していく。8インチのWindowsタブレット『Encore』に加えて、7インチのAndroidタブレット『Excite Write』を米国市場に投入する。こちらのAndroidタブレットも紙に手書きする感覚を重視。手書き対応アプリ『TruNote』では使いやすさを追求し、実際に紙のメモに取って代わるようにしていきたいとしていた。

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 ここまでで何度も出てきているように、PC分野ではビジネス向けのラインアップを拡充している。合わせてB2Bのトータルソリューションのクラウド対応“東芝クラウドクライアントマネージャー(TCCM)”を発表した。

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