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ついにiPadにもGoogle Map来る!新UIもお披露目:Google I/O 2013

2013年05月16日 05時03分更新

新Google Map
新Google Map

 Googleのデベロッパー向けカンファレンス“Google I/O 2013”が、2013年5月15日(米国時間)に開幕。初日の9時から開催されたキーノートのなかで、新しいインターフェースを搭載した『Googleマップ』が披露された。

 ChromeなどWebGL対応ブラウザーでは、シームレスにGoogle Earthの3D表示に移行し、宇宙空間まで出て地球を眺めることが可能になる。また専用アプリについては、Android版、iPhone版に加えて、待望のiPad版についても今夏に新しいGoogleマップアプリをリリースすることを正式アナウンスした。iOS純正地図アプリに不満を持っていた人にはまさに朗報だ。

新Google Map

 新デザインのGoogleマップは検索窓が地図上に置かれ、拡大縮小のコントロールも小さくなっているなど、より地図の表示領域が大きくなっている。またクリックで拡大鏡のように一部分の拡大も可能になる。検索結果の表示位置も変更している。
 なお、最新版Google Mapsでは地図が閲覧できる国は新たに北朝鮮を含めて200カ国、ストリートビューは50カ国になることも明らかになった。

新Google Map

↑北朝鮮のマップは、1月に発表したユーザーがGoogleMapを編集して地図をつくれる『Googleマップメーカー』によるもの。地域別に自社提供のもの、ユーザー制作のもの、サードパーティー提供のものがわかる図になっている。

新Google Map

↑検索窓の位置などから一目で従来のマップとはUI設計が違うことがわかる。

新Google Map

↑デモのなかで、どんどんズームアウトしていくと、地球全体が見える姿に。さらに、リアルタイムに太陽の配置も反映していて、夜のエリアは暗い状態でマッピング表示される。

 新デザインのグーグルマップをいち早く試したいなら、“The new Google Maps”(関連サイト)で招待申請しておこう。

新Google Map

■関連サイト
Google I/O 2013
Google I/O GDG Japan(Google+日本人開発者コミュニティー)

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