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明和電機とVOCALOIDが共演。『ストレンジボイス』に行ってきた!

2011年08月05日 15時00分更新

 品川よしもとプリンスシアターにて明和電機主催の『ストレンジボイス~奇妙な 声 の実験室~』が開催。声の魅力に焦点を当てた今回のイベントには、ヒューマンビートボックスからVOCALOIDまで、さまざまなジャンルから声をテーマに活動するパフォーマー、研究者が集まりました。
 
 まずは明和電機の“ サバオ ”と土佐社長が登場。エジソンにより初めて録音された『メリーさんの羊』を交えた楽曲でオープニングを飾りました。そのまま今回のイベントの趣旨をジャパニーズスタイルと称しパワーポイントで説明。続いては メカ萌え系ガジェット・アイドルのNUTが登場。「おめでトーン(ハート)ありがトーン」を含む二曲 を披露。アイドル声に関して土佐社長とトークしました。個人的にはPVのように「あわや水着に!」を期待しましたが、その思い実らず……。

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 続いてはボーカロイド。ヤマハの大島氏、小林オニキス氏、キャプテンミライ氏がステージに。キャプテンミライ氏は新曲『3D ROCK』、小林氏は『VOCALOID 3』を使った『サイハテ』を披露。ソフトのベタ打ちと抑揚をつけた『メリーさんの羊』も披露しました。また、産業技術総合研究所の後藤真孝氏が『VocaListener(ぼかりす)』 をきっちり24分間デモ。ボカロの未来を示唆しました。
 

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 続いてはフォルマント兄弟が、自ら開発した『兄弟式日本語鍵盤音素変換標準規格』というリアルタイムで音声合成を発生させる規格で 『NEO都々逸』を披露。続くAFRAは観客と共にボイスパーカッションでセッションを行ないました。そして再び明和電機がステージに。AFRAと新製品『チワワ笛』を使い、即興で演奏しました。

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 ラストは出演者全員で『メリーさんの羊』を演奏。人工と人間の声が混ざった、その風景はまさにストレンジな瞬間でした。声といってもさまざまな表現方法がありますが、その一端をじっくり、たっぷり堪能できた3時間でした。

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【明和電機ライブツアー2011「ボイスメカニクス」】
明和電機7年ぶりのライブツアーが決定!
◎ツアースケジュール
◆ 10月16日(日) 東京 / 品川よしもとプリンスシアター
◆ 10月19日(水)大阪 / 5upよしもと
◆ 10月20日(木)高知 / 高新RKCホール
◆ 10月23日(日)島根 / 雲南市加茂文化ホール ラメール
◆ 10月24日(月)福岡 / イムズホール
◆ 11月5日(土), 11月6日(日) 岡山/ グリーンヒルズ津山リージョンセンター ペンタホール

◎公演開始時間、チケット価格は、各会場によって異なります。
 詳細は、明和電機公式サイトにてご確認ください。
明和電機公式サイト

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