2011年05月22日18時56分

富士通が2013年のPCを発表? “FUJITSU デザインアワード2011”授賞式開催

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 5月20日、国際デザインコンペ『FUJITSU デザインアワード2011』の授賞式が都内でありました。
 デザインアワード2011は昨年10月に実施されたもので、エントリーは約100ヵ国3354人、応募作品は1076点。“2013年の富士通ノートPCを考える”LIFEBOOK部門と“2020年の新しいライフスタイルを創造する”LIFE-DESIGN部門の2つの部門で選考・審査しています。

審査をするのは下記の7名です。
グエナエル・ニコラ(デザインスタジオ キュリオシティ代表)
猪子寿之(チームラボ代表)
ロス・ラブグローブ(インダストリアルデザイナー)
馬岩松(デザイナー集団MAD代表)
バーギット・ローマン(designboom.com編集長)
大谷信雄(富士通株式会社 執行役員常務)
加藤公敬(富士通デザイン株式会社 代表取締役社長)

そして、今回の授賞式では以下の作品の発表と表彰が行なわれました。
●グランプリ 1作品 賞金 3万ユーロ(約350万円)
●準グランプリ 各部門1作品(計2作品) 賞金1万ユーロ(約117万円)
●審査員特別賞 7作品 賞金1000ユーロ(約12万円)

 プロダクトデザインのアワードとしてはグランプリ 3万ユーロというのはかなりの高額賞金となるそうです。すごい!


それでは受賞作品を紹介していきます。
 

グランプリ受賞作品 『The AiD』
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●作者 Egle Ugintaite(リトアニア)
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↑ユーザーの健康状態をモニターする。万が一のときのSOSボタンも搭載。

 PC搭載の“杖”。健康管理や目的地までのナビ機能などを備えている。外出することが難しい人が、安心して外へ社会へ出ていくことができるようにデザインされている。

 

準グランプリ(LIFEBOOK部門) 『Crowd』
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●作者 Philipp Scchaake
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↑ディスプレーとキーボード部が分離。スレートPCとしても使える。

 液晶だけを取り外してスレートPCとして使える、フレキシブルな活用に対応するデザインノート。液晶の天板部分にも情報が表示されるのは新鮮!

 

準グランプリ(LIFE-DESIGN部門) 『Integral Cord』
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●作者 Raphael Lang、Yu-Lin Hou、Chan Wing Tag(ドイツ)
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↑コードで囲んだ部分に映像やデスクトップ画面が映る。

 コードで囲んだ部分がディスプレーになる不思議な作品。コードは連結することができ、大画面に、8の字にすれば2画面になる。3Dスキャン機能も備えている。



続いて、審査員特別賞(7作品)を一気に紹介!!

グエナエル・ニコラ賞 『Frame Series』 猪子寿之賞 『Smile Cup』
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↑PCやケータイ、スマホをノートPCスタイルでひとつにまとめたもの。PCの弁当箱という感じでしょうか。●作者 FLorian Langer、Patrick Decker(ドイツ) ↑カップに表示される顔文字で仲間とのティータイム時のコミュニケーションをとる。お茶の時間の会話にプラスアルファな楽しみが。●作者 Nikita Mokhikrev(エストニア)
ロス・ラブグローブ賞 『Anderson』 馬岩松賞 『The Haunted Mountein』
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↑ディスプレーの位置を自由に設定できるノートPC。●作者 Ma Yiwewi、Tao Ying(香港) ↑ウィルス対策ソフトやプロジェクターなど、PCの機能を目に見える形にデザイン。自分好みのデザインにカスタマイズできる楽しみがある。●作者 Lou Xiaoyu(フランス)
バーギット・ローマン賞 『River runs through CitY』 加藤公敬賞 『ecoPad』 大谷信雄賞 『The total recall agent』
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↑街にあふれる情報を視覚化。その流れを川にたとえて、街の景観をデザインするというスケールの大きい作品。●作者 大野力(日本) ↑タッチスクリーンを操作することで発電。使えば使うほど充電されるという、実現するとかなりうれしい作品。●作者 Yonggu Do、Jun-se Kim、Eun-ha Seo(韓国) ↑旅先での行動をバルーンが記録。ネットを通じて情報を共有、オススメスポットなどをバルーンが案内してくれる“旅エージェント”。●作者 中村昌平、MoonHwan Lee、YoungWook Jung(日本、韓国)

 こういうデザインアワードで紹介されている作品は、実際の製品として発売されるということがあまりないのが現実です。でも、2013年のノートPCというテーマで考えられた受賞作品は、2年後にもしかしたら発売されるかも? という期待ができそうなデザインなのではないでしょうか。個人的には『Integral Cord』が気になるところですが、これが製品として登場するのはもうちょっと(10年? 20年?)先かも。

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