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AIではなく“SI”、米中首脳が新呼称で合意? 訳すと「超知能」だけど、ASIとは別

2026年09月28日 10時35分更新

 米ホワイトハウスは9月25日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が「Artificial Intelligence(AI)」ではなく「Super Intelligence(SI)」という言葉を使うことで合意したと発表した。両国は「米中SI対話」を設け、リスクや利益について協議する。

 トランプ氏は9月22日の国連総会で、AIを今後「Super Intelligence」と呼ぶ考えを表明していた。新たな技術段階ではなく、AIと呼んできたものをSIと呼び直すというものだ。

 ただ、中国側の発表は引き続き「人工智能」となっている。中国外交部も9月26日、米国側の呼び方を「尊重する」と説明するにとどめた。

 さらにややこしいのは「ASI」との違いだ。ASIは「Artificial Superintelligence」の略で、人間の知能を大きく上回る将来のAIを指す。人類の存続を脅かす可能性があるとの懸念から、AI開発の減速や安全対策を求める議論の根拠にもなってきた。しかし今回のSIは、ASIを略したものではない。

 日本語で「超知能」と訳してしまうとASIと混同しやすいが、今回のSIは別物だ。当面はトランプ政権がAIに代えて使い始めた独自の呼称、と理解するのが妥当だ。

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