●耐熱500度ってどんな感じ?実際にはんだで試してみた
最も期待するのは、500度という耐熱温度。ということで、実際にマットの耐熱性能を見てみましょう。といっても、やることはシンプル。普段使っているはんだゴテをつかい、マットの上ではんだを溶かしてみるだけです。
熱で穴があくこともなく、もちろん燃えたりもしませんでした。なお、少し茶色く焦げていますが、これはフラックスによるもの。冷えてからはんだを剥がし、アルコールなどで拭けばキレイになります。
続いて、最大520度に設定できる温調はんだゴテがあったので、最大の520度に設定。この状態で、先端とヒーター部をマットに接触させてみました。なお、ヒーター部が510度を超えていることは、温度計で確認してあります。
接触部が白く曇ってしまったので、マットが焦げたのかなと心配になりましたが、30秒くらいするとほぼ元の色に戻りました。
冷えた後で指先で触ると、わずかに凹んだ感触はありました。少し溶けたようですが、実用上は影響がありません。公称の500度を超える温度なので不安でしたが、これなら大丈夫そうですね。もちろん、500度以下で使うべきですが。
続いての実験は、ホットエアーガンで熱風を当てたときに、マットの下は何度まで上昇するかです。いくらマットが耐えられても、伝わった熱で机にダメージが行ってしまえば意味がないからです。
以前から使っている青いマットの上にグレーのマットを置き、その間にK熱電対を設置。約1分間、グレーのマット越しに熱風を当てた後の温度を見てみました。なお、温度設定はホットエアーガンの上限となる480度です。
大体2~3cmの距離から熱風を当てていたところ、30秒くらい、温度計が100度も超えないうちにマットが白く膨らんできてしまったため中断。下に熱が通るより先に、表面に吹き付けられる熱風に耐えられませんでした。
はんだゴテのようにピンポイントの熱なら500度でも耐えられますが、ホットエアーガンのように広範囲になると厳しいようです。なお、冷えれば平らに戻ってくれたので、マットとしては普通に利用可能。焦げ跡は、少し残りましたけどね。
●期待通りの耐熱性能+αが魅力
さすがに、ホットエアーガンで集中的に加熱したり、バーナーを使う銀ロウ付けといった作業は厳しいですが、普通に電子工作のはんだ付けで使うのであれば問題ありません。期待通りの性能です。
また、シリコンマットはクッション性があるのも特徴。ネジなどの小さな部品を落としても、跳ねたり転がったりしづらいので、精密機器の分解作業も捗ります。
ただし、カッターなどの刃物には弱く、思ってるより簡単に切れてしまいます。カッターマットの替わりにはなりませんので、工作に使う際は注意しましょう。
●お気に入りポイント●
・はんだ付けで焦げない耐熱500度
・作業スペースが広め
・目に痛くない落ち着いたグレー
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