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PC価格高騰で4割の企業が「調達を延期」/“謎のExcelマクロ”は業務継続リスク/日本のデジタル行政、利用率・満足度とも最低レベル、ほか

営業事務の6割以上が「謎のExcelマクロ・複雑な関数」に苦労した経験/日本のデジタル行政サービス、利用率/満足度とも44カ国中で最低水準

[DX] “Excel属人化”の業務継続リスク、営業事務の6割以上が「謎のマクロ・複雑な関数」に苦労した経験(NTTデータビジネスブレインズ、8月18日)
・営業事務の9割超が、業務にExcel/スプレッドシートを使用
・6割以上の人が、誰が作ったから分からない「謎のマクロ・関数」に苦労した経験
・「自分(または特定担当者)が休むと業務が回らない」と感じる割合は52.3%

 営業事務経験3年以上の221名を対象に実施した調査より。「日常の営業事務作業でExcel/スプレッドシートを使用する」人は91.8%に上り、業務のExccel依存度は高い。だが、日常業務で利用する人のうち64.2%が「「誰が作ったか分からない謎のマクロ・複雑な関数」の解読や修正に苦労し、困惑した経験があると回答している。作成者によるマニュアルのないファイルを「だましだまし使い続けている」割合も62.1%に上り、正しく動作しているのかも分からないまま「なんとなく」運用が続いている実態がうかがえた。

 ⇒ 「もっと効率的な方法があるはず」と思いながらも、日々の業務に忙殺されて改善に着手できないジレンマを認めた人は72.0%。業務フローの非効率さに気づきながらも、改善のめどが立たないまま業務に追われている――そんな姿が浮き彫りになりました。

営業事務の日常業務におけるExcel/スプレッドシートの使用状況。9割がExcel/スプレッドシートを使っており、約半数は「ほとんど」の業務で使用(出典:NTTデータビジネスブレインズ)

64.2%が「誰が作ったか分からない謎のマクロ・複雑な関数」の解読や修正に苦労し、困惑した経験を持つ(出典:NTTデータビジネスブレインズ)

Excel/スプレッドシートを使う特定の業務が自分(または特定の担当者)に集中しているため、「休むと業務が回らない」と感じる人は半数を超える(出典:NTTデータビジネスブレインズ)

[行政DX] 日本のデジタル行政サービス、利用率/満足度とも44カ国中で最低水準(ボストン コンサルティング グループ、8月20日)
・10年前と比べ、デジタル行政サービス利用率は44カ国平均で15ポイント上昇(38%)
・日本の利用率は調査対象国中で最下位、満足度も低水準
・行政AI導入が「遅すぎる」と感じる人が多いグループに位置

 44カ国/4万8500名の市民を対象とした、デジタル行政サービス(パスポートの申請・更新、出生・死亡・婚姻関係の手続き、給付金の申請など30のオンラインサービス)についての意識調査より。44カ国の平均では、利用率が10年前(2016年)調査比で15ポイント上昇の38%になったが、満足度は同13ポイント低下の66%だった。日本の利用率は21%と44カ国中で最下位、満足度も29%と低い水準にとどまる。国ごとの比較を見ると、満足度が高い国では行政のAI導入ペースが「適切」されており、満足度が低い国ではAI導入ペースが「遅すぎる」と評価されている傾向が見られる。なお、日本では行政のAI運用実績の公開を求める声が38%と最多だったほか、「AIによる判断の正確性」への懸念が35%に上った。

 ⇒ 日本のデジタル行政サービスの利用率、満足度とも低いという残念な結果に。行政側のデジタル化の取り組みが進んでいないことが原因なのか、それともほかの社会的要素(高齢化、デジタルリテラシーの低さなど)が原因なのか、気になるところです。

調査対象44カ国全体平均の、デジタル行政サービスの利用率と満足度(出典:ボストン コンサルティング グループ)

国別の満足度(縦軸)と、行政のAI導入ペースへの評価(横軸)の関係。AI導入ペースが「適切」だと感じる人が多い国は、サービス満足度も高い傾向が見られる(出典:ボストン コンサルティング グループ)

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