キャンプで使うタープやベランダの日よけなどにある、端に金属リングで保護された穴。ロープを通して吊るしたり、結んで留めたりするのに便利ですが、間隔が妙に広く、使いづらいことも多々あります。
風が強い日なんかはとくにそうで、ベランダの日よけがバサバサ羽ばたいているように動いてるのを見かけたこと、ありますよね。もっと間隔が狭ければ、手すりにしっかり結び付けられるのですが……。
また、ビニールシートや段ボールなどに紐を通したいときにも便利。普通に穴をあけるだけではそこから裂けてしまいますが、金属リングで保護できれば引っ張りに強くなり、長く使えるからです。
このほか、布や厚紙に穴をあけて目隠しとして吊るすとか、レザークラフトでの装飾や補強など、アイディア次第でイロイロな用途に使えます。
●ハトメパンチを使えば簡単に作れる!
この金属リングで保護された穴ですが、実はハトメ(グロメットや、アイレットとも)を使えば自分で追加できます。とくにハンマーで叩いて留めるタイプのものは価格が安めで、ちょっと試すのに便利。以前は100円ショップでも入手できたので、使ってみたことがある人も多いでしょう。ただし、ハンマーや穴あけポンチを用意する必要がありますし、叩くための台も必要。また、位置合わせが結構難しいので、数が多くなると大変です。
もっと簡単にハトメを使いたいなら、握って圧着できるハトメパンチが便利。ただし、廉価なものは潰す力が弱く、アルミのハトメしか扱えません。一般用途であればアルミで十分ですが、力のかかるところだと変形したり、外れてしまう可能性があります。
力のかかる場所で使うなら、より丈夫なスチールのハトメが使いたいですよね。とくにタープや日よけは風の力でかなり引っ張られるので、スチールにしておきたいところ。ただし、スチールは硬いため、テコを使って力を増幅してくれるハトメパンチが欲しいです。
そんなわけで、いい感じのハトメパンチがないかと探してみたところ、Amazonで「XOOL ハトメ工具セット」(Amazon価格 2999円)を発見。どんな使い勝手なのか気になったので、購入して試してみることにしました。
中身はハトメパンチ本体、ハトメと座金が200組、穴あけポンチ、受け板、マニュアル、そして工具バッグがセットになっていました。
ちなみに、ハトメには座金がない片面ハトメと、座金のある両面ハトメがあります。穴径5mmくらいの小さなものでは片面も多いですが、今回は穴径が10mmと少し大き目な両面ハトメ用を選びました。両面のほうが丈夫ですし、なにより、表裏どちらも仕上がりがキレイになるのがいいところです。
●穴あけポンチまで付属してるが……
本体を見ると、テコの原理で力が増幅され、より少ない力で圧着できる構造となっていました。スチール相手ではかなりの力が必要なので、この構造は必須です。なお、商品説明に「二重てこ構造」と書いてありましたが、なにがどう二重なのかはよくわかっていません。でもまあ、少ない力で圧着できるだろうことは、なんとなくわかります。
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