第481回
Radeon RX 9050はわずか92Wの低消費電力でRDNA 4世代の先進技術を搭載、省エネと性能を両立した最新性能レビュー
2026年08月06日 10時00分更新
ゲーム8タイトルで検証
ここから実ゲームを使用した検証を始めよう。まずは共通する計測ルールを箇条書きしておく。
| 計測ルール | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 解像度 | 1920×1080/ 2560×1440ドットの2パターン | |||||
| 画質 | 最高画質設定とやや画質を下げた設定の2パターン | |||||
| FSR 4およびFSR MLフレーム生成 | ドライバー上で有効化 | |||||
| DLSS | NVIDIA AppでプリセットMにオーバーライド。フレーム生成のプリセットは「推奨」設定 | |||||
| アップスケーラー全般 | FSR/ DLSSともに「クオリティー」設定(DLSS | FSR Qと表記) | |||||
| フレーム生成 | 不使用/ 2x/ 4xの3パターンで計測。フレーム生成使用時はFG 2x/ FG 4xと表記。AMD Fluid Motion FramesやSmooth Motionは使用しない | |||||
| 計測ツール | 「CapFrameX」でmsBetweenDisplayChange基準によりフレームレートを算出 | |||||
「ARC Raiders」
ARC Raidersは画質「シネマティック」、RTGI「ダイナミック:エピック」に設定。練習場内の一定のコースを移動した際のフレームレートを計測した。
ARC Raidersは新しめのゲームにしてはVRAMをあまり要求しない、VRAMに優しい設計である(フルHDでも5GB以内)。レイトレーシングを使った処理も入っているが全般的に負荷も低めである。
そのせいかこのゲームにおけるRX 9050はRX 7600に平均フレームレートにおいて20%以上、RTX 5050に対しては30%以上引き離されているのが残念。結果としてRTX 3060 12GB並というのは少々残念だ。フレーム生成を併用することでRTX 3060 12GBをやや上回ることが可能だが、それでもRTX 5050(FG 2x)に一歩及ばない。
上記の最高画質設定ではフルHDでも60fpsに届かないため、少し画質を落としたらどうなるだろうか? そこで画質「エピック」、RTGI「高」でのフレームレートも計測した。
画質を1段落せばフルHDで平均70fpsを超え、フレーム生成によって138fpsにまで伸ばせる。これならフレーム生成ありでもさほど違和感なくプレイできるだろう。さすがに解像度WQHDではさらに画質を下げる必要がありそうだ。
「Apex Legends」
Apex Legendsは最高画質に設定し、144fpsのフレームレート制限は解除した。射撃訓練場で一定のコースを移動した際のフレームレートを計測した。
年月の経過しているゲーム、かつあまり凝った描写をしていないゲームだけあってここでもRX 9050は今ひとつ伸びないどころか、今回準備したGPUの中で最も伸びていない。同じ価格を出すのであれば、RX 9050より50〜70%上の性能を出せるRX 9060 XT 8GBを選択すべきことは明らかだ。
ARC Raidersと同様に少し画質を下げた状態でテストしてみよう。RX 9050はCU数が少ないことでテクスチャーユニットなども減らされているので、描画負荷を下げることで他のGPUとの差が縮まる可能性があるからだ。
画質の調整ポイントはテクスチャーストリーミング/ アンビエントオクルージョン/ スポットシャドウを「高」、異方性フィルタリング「中」、段階が3つある設定なら中央の値を、2段階なら高い方、という感じに設定している。
GPUの位置づけは変わらないものの、画質をやや下げると平均フレームレートの差が若干縮まった印象がある。
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