円安や燃油サーチャージの高騰などにより、海外旅行の費用が大きくかさむ昨今。日本人に人気の渡航先である台湾であっても、以前のように気軽に出かけるのはためらわれるという方は多いのではないでしょうか。そんな中、日本に居ながらにして本場の空気と味を存分に体験できる飲食店がオープンしました。
台湾・台北の若者文化の発信地である西門町(シーメンディン)エリアで、連日国内外の観光客が長蛇の列を作る小籠包専門店「梁山泊小籠湯包(りょうざんぱくしょうろんたんぱお)」の日本第1号店が、2026年7月31日(金)、「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」(東京)の8階にグランドオープン。
本稿では、オープンに先駆けて実施されたプレオープン試食会の模様をレポートいたします。
台湾・西門町で行列が絶えない人気店、日本1号店が池袋に
「梁山泊小籠湯包」は、2000年に台北・西門町エリアの小さな店舗から歴史をスタートしています。当初は地元住民が密かに通う隠れ家的な存在でしたが、せいろから立ち上る湯気と、一口食べた瞬間にあふれ出すスープの量や品質の高さがSNSや旅行者のブログ、口コミサイトを通じて拡散。現在では開店前から行列ができる台北を代表する人気店となっています。
店名の「梁山泊」は、中国の古典小説『水滸伝』の有名なスローガン「四海皆兄弟(世界中の仲間はみな兄弟)」に掛けられており、国籍を問わず多くの方が集まり、楽しめる場所にしたいという店主の強い思いが込められているとのこと。
レンゲからあふれる! 巨大小籠湯包を実食
看板メニューである小籠包は、本国台湾の味と感動をそのまま再現して提供されます。実際に試食してまず驚かされるのは、その大きさ。一般的な小籠包と比較して約2倍~2.5倍ほどのボリュームがあり、レンゲに乗せると縁からはみ出してしまうほどのサイズ感となっています。
ちなみに同店ではあふれ出すスープの量を表現するため、メニューのカテゴリー名および商品名を「小籠包」ではなく「小籠湯包」としています。台湾では「湯」はスープという意味なので、レンゲで味わうスープ料理といった感じ。
絶妙な「もちもち感」と「薄さ」を両立した手打ちの皮の中には、限界まで肉汁スープが閉じ込められており、お肉もぎっしりと詰まっています。推奨されている食べ方は、まず箸で皮に穴を開け、レンゲに溢れ出す熱々のスープを先に味わうスタイル。
秘伝の配合で仕込まれた肉餡は味が濃く、噛むたびにお肉本来のしっかりとしたジューシーな甘みが口のなかに広がります。さらに、卓上にある生姜を黒酢にひたひたに浸し、それを上に乗せて一口で頬張る食べ方もおすすめです。店舗で蒸し上げられた熱々の状態で運ばれてくるため、火傷には十分注意しながら味わってください。
小籠湯包はノーマルタイプの「梁山泊小籠湯包(6個)」が1518円)。「蟹小籠湯包(6個)」が1980円、「飛子小籠湯包(6個)」が1650円で用意されています。
本店そのままの味も、日本限定メニューも楽しめる
メニュー選びにおいて、台湾本店と完全に同じ味を楽しみたい場合は、通常の「梁山泊小籠湯包」と「酸辣湯(サンラータン)」(968円)を選ぶのが正解です。この2品は現地の店舗と全く同じ味で提供されているため、これを食べるだけで台北にいるかのような雰囲気を味わうことができます。
台北西門にある店舗は小籠湯包専門店といった感じで、メインメニューは小籠湯包と酸辣湯だけなのですが、日本店舗では、本格的な中華料理や台湾のローカルフードを取り揃えた食事メニューも豊富にラインナップされています。
定番料理だからこそ素材や旨みにこだわったという「麻婆豆腐」(1628円)は、山椒がピリリと効いた本格的な味わいです。さらに「海老炒飯」(1518円)は、強火でパラパラに仕上げられており、台湾の有名店で提供されるあっさりとした炒飯に非常に似た食感を持っています。
その他にも、「海老のチリソース炒め」(1738円)や「白胡麻担々麺」(1298円)、台湾の定番である「魯肉飯(ルーローハン)」(1298円)なども用意されており、小籠湯包と合わせて多彩な楽しみ方が可能です。
池袋で台湾旅行気分を味わえる新スポット
店舗はJR池袋駅直結のヨドバシ池袋8階のレストランフロアに位置しており、アクセスは抜群。店舗前には大きな提灯が飾られ、ガラス張りの厨房からは職人が作業する様子や、せいろの蒸気が立ち上る様子が見え、活気ある空間が広がっています。
高い航空券代を払って海を渡らなくとも、池袋の駅ビルに足を運ぶだけで、台北・西門町の大行列店の味が手軽に楽しめます。円安や物価高で海外旅行へのハードルが高い今の時代にこそ、こうした「本場そのままの味」を提供する店舗の存在は非常に価値がありますね。
週末の予定に迷っている方や、台湾旅行気分を満喫したい方は、ぜひ池袋に足を運び、圧倒的なスープの量を誇る小籠湯包を体験してみてください。
■店舗情報
店舗名:梁山泊小籠湯包 ヨドバシ池袋店
オープン日:2026年7月31日
所在地:東京都豊島区南池袋1丁目28-1 ヨドバシ池袋ビル8階
営業時間:11:00-23:00(施設に準ずる)
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