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CHUWI「CoreBook Air」

超激安Copilot+ PCは、本当に“大丈夫”なのか? これ、他社なら「20万円級のスペック」だが……CoreBook Air

2026年08月04日 18時00分更新

円安&物価高のこのご時世、世間一般では割とお高めなCopilot+ PCなのに、13万円切り、しかもモバイルノートPCとあっては、ガジェット好きなら気にならないはずがないCHUWIの「CoreBook Air 226V」

40TOPSのNPU搭載ノートPCが
まさかこの値段で手に入るなんて……

【推しポイント1】
CPUは紛うこと無き「Core Ultra 5 226V」搭載で最新AI処理もサクサク

 「CoreBook Air」は最大40TOPSのAI処理能力を持つNPUを内蔵したIntel「Lunar Lake」世代CPU、Core Ultra 5 226Vを搭載しています。

Core Ultra 5搭載のシールも貼られています

 もちろん、CPUが“本物か”気になるので「CPU-Z」を実行しました。

「CPU-Z」のCPUタグ表示

「CPU-Z」のMainboardタグ表示

「CPU-Z」のMemoryタグ表示

「CPU-Z」のGraphicsタグ表示

 このステータス表示さえBIOS改造で偽情報が送られた結果では困るので、さらに、PC総合ベンチマーク「PCMark 10」も実行しました。

 結果、スコアーは7674。Core Ultra 5 226Vの計測値としては順当な数値といえるのではないでしょうか。

「PCMark 10」のスコアーは7674

 「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」もフルHD解像度、高品質設定で実行。ノートPC設定でのスコアーは8429、デスクトップPC設定でのスコアーも4843と順当なスコアーでした。高品質設定でもゲームが余裕で動作する順当な処理性能を発揮しています。

フルHD解像度、高品質設定、ノートPC設定でのスコアーは8429

フルHD解像度、高品質設定、デスクトップPC設定でのスコアーは4843

 最後に、気になるCopilot+ PC機能もテストしました。ライブキャプションを有効化してYouTubeのASCII動画をチェックすると、いたって普通にライブキャプションが表示されました。どうやら、発揮されている性能面からいってもCPUは紛うこと無きCore Ultra 5 226Vが搭載されているとみて間違いなさそうです。

Copilot+ PCのライブキャプションもきっちり動作しました

USB Type-C接続の電源アダプターも付属します

電源アダプターのケーブル込みの重量は約261g

YouTubeでCHUWI「CoreBook Air」のレビュー動画を見る

【推しポイント2】
CHUWIらしくない(?)14型2.8K/120Hzのディスプレー

 なるほどCPU性能に全振りした機種だからお安いのね、と思われた人もいるかもしれません。ですが、ディスプレー仕様もこの価格帯としてはあり得ないほど豪華です。

14インチのIPSディスプレー解像度は2.8K(2880×1800ピクセル)。しかも120Hzの倍速駆動対応です

 このクラスの低価格モバイルノートPCはフルHDもしくはWUXGA解像度/60Hz仕様が中心ですが、「CoreBook Air」は14インチサイズの画面に2.8K(2880×1800ピクセル)の高解像度、そしてリフレッシュレートは120Hzの倍速駆動。つまり、ゲーム用途にも余裕で応えます。これで約13万円とは信じがたい気持ちになります。

上部のベゼルには200万画素のWebカメラを搭載。もちろんCopilot+ PCの「Windows Studio エフェクト」が利用できます。プライバシーシャッターがあるのも安心です

【推しポイント3】
13万円切りでThunderbolt 4を2基搭載 抜群の拡張性

 それなら拡張性はどうか。これについても妥協点が見当たりませんでした。

 本体左側面にはThunderbolt 4ポートを2基搭載。もちろん、40Gbpsのデータ通信とPD充電、映像出力、eGPU接続にも対応します。

左側面のThunderbolt 4×2はモバイルノートPCの最新トレンド。HDMI 2.0出力があるのはうれしいポイント

 このほか、10Gbps対応のUSB 3.2 Gen 2と5Gbps対応のUSB 3.2 Gen 1、480Mbps対応のUSB 2.0ポートを搭載。HDMI 2.0ポートもあるので、出先でのテレビやモニターへの映像出力に困ることはありません。

右側面にはイヤホン端子と5Gbps対応のUSB 3.2 Gen 1、480Mbps対応のUSB 2.0ポートを配置。盗難防止用ケンジントンロックスロットもあります

 充電や大画面モニターへの映像出力、外付け高速SSDへのデータ転送もThunderbolt 4ケーブル1本でスムーズ。「インターフェースは最小限」という、低価格モバイルノートPCに抱きがちな感想は当てはまりません。

キーピッチは実測で18~19mm前後。タッチは少々プラスチッキーだと感じました

 こうして見ると、いいことばかりのように思うかもしれませんが、やはり価格相応の割り切りも散見されます。

 キーボードの打鍵感はややプラスチッキーで、好みが分かれる部分かもしれません。

 また、メモリー容量は16GB固定で後から増設はできません。

 内蔵SSDも標準仕様ではPCIe 3.0接続ですが、こちらは将来的に自分でPCIe 4.0 x4対応の高速なSSDに交換できる拡張性が残されています。

 そして、最強コスパと思われる「CoreBook Air」にも、誰もが感じるであろう明確な弱点があります。それはキー配列です。英語配列をJIS配列に変えた関係上、エンターキーや無変換/変換キー、カーソルキーなどに無理が生じています。

無変換/変換キーや半角/全角キーがありません。タッチパッドのクリック位置はパッド下部で、オン/オフの触感は明確ですが少しプラスチッキーな感触

Copilot機能を呼び出す専用キーはもちろん搭載

特にユーザーが普段使いで気になりそうなのはエンターキー。英語配列をJIS配列に寄せた関係で、キーが分かれています

本体の質感は上々。特に低価格モバイルノートPCとは感じない仕上がりです

 コスパ重視という観点で理解できる仕様ですが、毎日使うPCとなるとマイクロソフトの純正アプリ「PowerToys」のKeyboard Managerなどでキーマップの設定を変更する必要があり、少々不便さを感じる場面があるとも感じました。

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