第659回
トヨタ「カローラクロス GR SPORT」
排気量アップでプラス38万円はバグ!? トヨタの良心「カローラクロス GR SPORT」がコスパ最強な理由
2026年07月04日 12時00分更新
トヨタのスポーツブランド「GR」の名を冠したクルマといえば、「GRヤリス」や「GRカローラ」、そして今年3月に生産完了した「GRスープラ」を思い浮かべる人は多いでしょう。でも「あそこまでガチでなくてもいいんだよなぁ」と思う人もいるのでは? そこで登場するのがGR SPORTグレードです。今回は人気SUVであるカローラクロスのGR SPORTグレードを紹介します。
当初よくある「スポーツグレード」だと思ってました
GR SPORTグレードは、昨年行なわれたカローラクロスのマイナーチェンジに合わせて登場しました。国産他社のスポーツグレードといえば、フロントバンパーとホイールが専用品になり、専用スポーツシートが奢られて、サスペンションが少し硬くなる、というのがお約束で、カローラクロスGR SPORTも、その例に従っています。
全長4460×全幅1825×全高1600mmというボディーサイズは普段使いにはピッタリで、なるほど、人気があるのもうなずけけます。そして、標準グレードよりも全高が低く、どうやら車高が10mmローダウンしているとのこと。見た目では大きな口の専用バンパーのほか、ガラス付近などにあった加飾がすべてマット仕上げになっています。
専用19×7.5Jアルミホイールに、横浜ゴムのスポーツタイヤ「ADVAN FLEVA V701」という組み合わせ。そして、スポークからチラリと見える赤色のGRロゴ色キャリパー。スポーツモデルらしい演出です。と思いきや、赤色キャリパーはメーカーオプションで5万5000円とのこと。ちなみにボディーカラー(ブラック×アッシュ)もメーカーオプションで5万5000円です。
モノトーンでシックなインテリア
派手すぎず、地味すぎないのがイイ!
インテリアはモノトーンで統一。キラキラ加飾は一切ありません。GRのロゴ付き専用スポーツシートは、メイン材にスエード調表皮を採用。ステッチはグレーで、この手のグレードにありがちな赤ではないのところに好感を抱きました。サイドサポートはかなり張り出していて、大柄の男性(=筆者)にはちょっとタイトかも。
「もし毎日乗ることになったら、ブリッドかレカロのシートにでも変えるだろうな」と思っていたら、シートヒーターが完備されていることを発見。スイッチの位置が、マイナーチェンジ前はセンターコンソールの中央にあったのですが、今回はアームレスト側に移動していました。冬場のシートヒーターは重要なので、このシートに毎日座ることになったら、ダイエット頑張りたいと思います。
オシャレは足元から。ということなのでしょう。スポーツグレードでは定番の専用アルミペダルが奢られていました。
ステアリングホイールにはGRのエンブレムがキラリ。本革巻きの3本スポークで、ここもグレーステッチです。そしてよく見ると、パドルシフトです。たしか、ほかのグレードや従来モデルにはなかったと記憶しています。
ちなみにカローラクロスのマイナーチェンジで大きく変わったのが、幅広のセンターコンソール周りです。まず造詣そのものがスッキリとしました。そして、USB端子がType-Cになり、シフトノブがシャープな造形へと変更されました。
スマホトレイは2つ並べて配置できるのですが、どちらもワイヤレス充電ができず。よく見たらQiのロゴがないので「なんだメーカーオプションか」と思い見積りサイトを見たのですが、そこにもなく。ちなみにカローラクロスにはメーカーオプションとして「おくだけ充電」が1万3200円で用意されているので、GR SPORTグレードにも欲しかったなぁと……。
前後に動くアームレスト(販売店オプション1万3200円)を開けてみると、12Vアクセサリーソケットを発見しました。
後席は運転席に合わせてのスエード調シートとグレーステッチがなされている以外、ノーマルと変わりありません。ここまでは「よくある話」なのですが、この先が違いました。
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