2026年1月、足が8本ある猫を見た。うそだけど。今年撮った写真をばらばら見てたら、こんな写真(冒頭写真)が出てきたのだ。サムネイルで見ると「え?」となるんだけど、よく見るとなんてことない、2匹の黒猫が重なってるだけである。貫禄の黒猫兄弟。
気がつけば2026年も半分が終わるので
上半期に撮影した猫を振り返り
そんなわけで、もう2026年も半分が過ぎてしまった。おそろしいことである。年を取るとどんどん時間の流れが速くなるというけれども、あれは相対的なものだから、時が速くなるのではなく(当たり前だ)、こっちが遅くなってるのだ。その遅さを受け入れてゆっくり動くようにすると、猫にも警戒されづらい。ゆっくり動いてよっこいしょと座って、のほーんとするのがいい。より近くのいいアングルを、と考えて動き回ると警戒される。
猫とおばあさんの相性がいいのはそこだ。
いかん、話がそれた。それはそれでいつか「老人と猫」テーマの回でも作るとして、今回はあっという間に半年すぎてしまった2026年上半期に撮影したお蔵出し猫。
黒猫兄弟に続いて1月はもう1枚。寒い冬の日、人通りが少ないのをいいことに、日向でごろんと転がっていたミケ。OPPOのハイエンドスマホにしてカメラ性能に力を入れた「Find X9」で。
冬の写真をもう1枚。2月の塀の上猫である。カメラを構えてるわたしに気付いてこっちを見ようとしてるのだけど、まぶしくて目を細めてるのがかわいい。カメラはニコン「ZR」。動画向けのカメラとして登場したのだが、写真を撮るにも優秀なのだった。
睨まれたお堂の裏から、砂丘でフリーズする珍しい出会いまで
3月の猫も塀の上。そーっと近づいたら思いきり睨まれたのだった。
4月の猫は砂の上。実はここ、新潟県の砂丘。砂丘猫である。とあるテレビ番組の待機中に出会った猫。
海辺にある作業所からおじさんがでてきたかと思ったら、それに猫がひょこひょことついて出てきたのである。その作業所で世話してる猫なのだろう。向こうも知らない人がいるとは思わなかったのか、すごくびっくりしてた。海の近くのあまり人がくる場所でもなかったし。
季節は初夏へ。お気に入りの特等席や日陰に潜む猫たち
5月の猫は階段の上。下から2/3くらいの段にちょこんと座ってた。高いところにいると猫は安心するのだ。カメラは望遠に強いズームコンデジ「DC-TX3」で。やっぱポケットに入るズームコンデジがあると便利だなあという1台だった。
6月の猫は車の裏。毎年夏になると車の裏の目立たないところでべちゃっと昼寝しているのである。この日は一足早く夏が来たような暑さだったから、もしかしているかなと覗いたら、いたのだ。それも2匹。1匹は車に隠れて見えなかったけど。
このおうちの方も猫好きなようで、好きにさせているようだ。そのときたまたま持っていたソニーの「α7R VI」で。猫AFが速くて正確でしかも高画質というカメラでありました。さすが最新ハイエンド機。
さて1年も半分を過ぎると、梅雨をあけて……今年もまた猛暑のようなので猫が無事夏を越えられますように。ついでに猫好きの方が猫に夢中になって、熱中症にならないように祈っております。
あと、夏の屋外で撮るときはカメラやスマホの温度にも気をつけるべし。特に動画を撮ってると、温度が上がりすぎて撮影が止まることもあるから。昨今の夏は猫にも人間にもカメラにもスマホにも苛酷なのである。
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筆者紹介─荻窪 圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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