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MSI「MAG 272UP QD-OLED E16」レビュー

4K/165Hz/0.03msが13万円台! 5層タンデムOLEDで明るさ30%向上した26.5型モニターがコスパ優秀すぎて夏ボの使い道決定!

2026年06月24日 11時30分更新

文● 飯島範久 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

独自機能「ユニフォーム・ルミナンス」と充実の暗部・モーションブラー対策

 OLEDモニターをビジネスや普段使いで利用する際、画面に白いウィンドウを大きく広げると、パネル全体の消費電力を抑えるために自動で画面が暗くなってしまう挙動(ABL)が発生することがある。ゲーム中であれば気になりにくいが、Webブラウジングや書類作成のときには画面の明るさが頻繁に変わるため、目が疲れやすくなる原因でもあった。

 そこで本製品には、MSI独自のHDR輝度カーブ調整機能「ユニフォーム・ルミナンス」が搭載されている。この機能を有効にすると、画面内の白い面積が変化しても輝度を一定に保ってくれるため、液晶モニターと同じ感覚でストレスなく快適に使用できるようになる。パソコンに詳しくない初心者でも、設定ひとつで自分の好みに合わせて快適性を向上させられる設計だ。

MAG 272UP QD-OLED E16のOSDメニューに用意されたDisplayHDRおよびユニフォーム・ルミナンスの設定画面

HDRの設定で利用するとOSDで「DisplayHDR」の項目が利用でき、好みの設定にできる。一部設定ではカスタマイズも可能で、より自分好みに調整できる

 また、OSDメニューにはモーションブラー(残像感)をさらに軽減させる「SLMB」機能が新たに搭載された。もともと0.03msという驚異的な応答速度を持つ本製品だが、この機能を併用することで、人間の目の錯覚によるブレまでも極限まで抑え込み、どこまでもクッキリとした滑らかな描写を追求できる。

 ゲーミング機能としては、グラフィックボードのフレームレートとモニターのリフレッシュレートを同期させ、画面のズレ(ティアリング)やカクつきを抑える「G-SYNC Compatible」にもしっかり対応している。

 モニターの輝度や色合いなどを調整するOSDの操作には、本体背面に備えられたスティックタイプのナビキーを使用する。直感的にカチカチと動かすだけで、迷うことなく各種メニューを切り替え可能だ。さらに、画面のちらつきを抑えて目の負担を減らす「アンチフリッカー」や、色味を大きく損なわずに目の疲れを軽減する「ハードウェアブルーライトカット」といった、長時間のゲームプレイやデスクワークを優しくサポートするケア機能も万全に備わっている。

MAG 272UP QD-OLED E16の背面右下に備えられたスティックタイプのOSD操作用ナビキー

MSIのモニターと言えば、スティックタイプのナビキーによるOSD操作。選択はスティックを押し込むので指先1本だけで操作可能だ

インターフェースは、HDMI 2.1(HDCP:2.3)×2、DisplayPort 1.4a(HDCP:2.3)×1、USB Type-C(DP Alt mode)×1、ヘッドホン出力×1を備える

4K解像度がもたらす超高精細なゲームプレイと快適な作業環境

MAG 272UP QD-OLED E16でBlur BustersのGhostingテストを表示し残像感のなさを検証した画面

「Blur Busters」の「Ghosting」テストを撮影。ブレがなく、くっきりと映っていることがわかる

 実際にデスクへ設置して、様々なゲームやクリエイティブな作業で利用してみた。本体サイズは、約612(W)×242(D)×533(H)mmで、800mm幅のデスクでも収まる。30インチを超えると800mm幅のデスクでは厳しいので、デスク幅に制限がある場合は、このサイズがいいだろう。

 設置に際しては、スイベルが左右30°、チルトが-5°~20°、高さが最大110mm、ピボットは左右90°となっており、プレイスタイルに合わせて調整可能だ。もちろんVESAマウントにも対応しているので、モニターアームを利用してより柔軟な設置もできる。

 電源は内蔵されているので、コンセントをACアダプターで埋めるということもなく、スッキリ設置できる点も嬉しい。

MAG 272UP QD-OLED E16のスタンド機能による左右30度のスイベル(首振り)調整

スイベルは左右30°

MAG 272UP QD-OLED E16のスタンド機能による上下のチルト(傾き)調整

チルトは-5°~20°

MAG 272UP QD-OLED E16のスタンド機能による最大110mmの高さ調整

高さ調整は最大110mm

MAG 272UP QD-OLED E16を90度回転させてピボット(縦画面)で使用する様子(正面)
MAG 272UP QD-OLED E16を90度回転させてピボット(縦画面)で使用する様子(斜め)

左右90°のピボット機能も備えているので、縦画面での使用も可能

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