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MSI「MPG 322UR QD-OLED X24」レビュー

QD-OLEDモニターの到達点!31.5型4K/240Hzの“極上の漆黒”パネルにDP 2.1とAIセンサーを搭載。価格分の価値ある機能満載で欲しすぎる

2026年05月15日 13時00分更新

文● 飯島範久 編集●三宅/ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

残像感のない4K/240Hz/0.03msの世界

「Blur Busters」のテストサイトで「Ghosting」を表示。写真でもブレを感じさせないほど、肉眼では残像感はない

 QD-OLEDは、ゲーミング性能においても最高の環境を提供してくれる。31.5インチ/4K UHD(3840×2160ドット)解像度により、細部まで潰れることのない高精細な描写を可能にしている。その上、リフレッシュレートが240Hzという高速駆動を実現しており、繊細な映像がヌルヌル動くのは壮観だ。

 さらに、素子自体が発光するOLEDの特性を活かし、0.03ms(GTG)という超高速な応答速度を誇る。従来の液晶パネルを圧倒するこの速度により、激しい動きのシーンでも残像感のない、クリアな視認性を確保。映像のコマ間に黒フレームを挿入するモーションブラー軽減機能を併用すれば、その鮮明さはさらなる高みへと到達する。映像の鮮明さを示すVESAの「ClearMR 13000」認証を受けており、ブレの少ない映像でプレイできる。

 実際にゲームをプレイしてみても、残像感がまったくなく、FPSゲームのような視点が激しく動くシーンでも、きちんと映像が追従してくれ、敵も認識しやすい。レースゲームでのブレーキポイントの標識も見やすく、タイミングが取りやすく感じた。

5層タンデム方式QD-OLEDパネルでHDR性能向上

広色域で発色もいいので、映える映像美を堪能できる。加えて真の黒色でもあるので、引き締まった映像を楽しめる

 パネルには有機ELと量子ドット技術を融合させた最新のQD-OLEDを採用。従来のフィルターを介すより、各色の発色がよくなり、ダイナミックレンジが広がり広色域を実現している。また、サブピクセルの配置と形状も従来モデルとは変えており、コントラスト比の向上やフォント表示の明瞭化も図っている。

 さらに、消費電力を抑えながらも、HDR性能のピークである最大輝度1000nitsをより長く維持するよう5層タンデム方式のOLEDを採用。明るさを30%向上させ、高画素密度でも明るさを維持して高いパフォーマンスを実現している。

 色域カバー率はsRGB 100%、Adobe RGB 97%、DCI-P3 99%。ゲームのみならず動画編集やイラスト制作といったクリエイティブワークにも即戦力として投入できるスペックだ。

 工場出荷時のキャリブレーションも、クリエイティブモデルレベルの色精度ΔE≤2に抑えられており、製品には個別のテストレポートも同梱される。コントラスト比は150万:1でVESAの「DisplayHDR True Black 500」認証を受けており、一度体験すれば液晶モニターには戻れないほどのインパクトがある。

 また、MSI独自のHDR輝度カーブ調整する「ユニフォーム・ルミナンス」機能も備わっている。標準的なHDRで発生しがちな急激な輝度変化を抑制し、使用シーンに合わせて輝度カーブを最適化できるこの機能により、目に優しい自然なHDR体験が可能となる。設定はモニターのOSD画面から6パターンから選択できるが、モニターとPCをUSB接続することで設定アプリ「Gaming Intelligence」が利用可能となり、より細かくカーブの調整も可能。好みに合わせて設定できる。

「ユニフォーム・ルミナンス」機能はOSDの画面からは、6つの選択肢から選ぶ形式

「Gaming Intelligence」のアプリからは、微調整が可能で、より好みに合わせた設定ができる

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