ごきげんよう、アスキーグルメのモグモグウーマン ナベコです。GWが終わってしまいましたね……。たっぷり休めた人も、連休どころじゃなかった人も、ぼちぼち通常モードに戻していきましょう。
飲食チェーン界隈をウォッチしていると、GW期間中は意外と“静か”。新商品の投入を控えるチェーンが多く、普段は水曜日新作を出してくるマクドナルドですら、夜マックの新商品「炙り醤油風 たまごベーコンダブル肉厚ビーフ」を連休明けの木曜日スタートにしていました(関連記事)。
そんな中、松屋です。
5月5日、こどもの日にしれっと新作を投入。それが「タコライス」シリーズです。
松屋のタコライス、なんか違う……でもうまい
松屋のタコライスは、「サルサソース」と「タコライスソース」のWソース仕立て。チーズ、生野菜もトッピングされていて、全体をわしゃわしゃ混ぜて食べるスタイルです。
▲「タコライス」580円(テイクアウト)
食べてみると、これがおいしい!
スパイシーさとトマト系の爽やかさがあって、ごはんがどんどん進む。松屋メニューとしては珍しく、生野菜のシャキシャキ感が前に出てくるのも新鮮でした。
スパイシーといっても辛すぎるわけではなく、爽やかなスパイス感を押し出している感じで、刺激を心配せずかっこめるのもいいですね。
ただ、食べ進めているうちに、ある疑問が浮かんできます。
「あれ……これって本当にタコライス?」
一般的なタコライスって、ゴロっとした挽肉のタコミートが主役じゃないですか。でも、松屋の「タコライスソース」は“ソース”という名前だけあって、かなりドロッとしている。しかも、スパイスの奥行きがなんだかカレーっぽいんです。
そう、これはなんというか、“メキシコ料理方向”というより、“松屋のカレー方向”に寄っているタコライス。
この違和感がさらに際立つのが、「タコサルサハンバーグ定食」です。
実質「うまトマカレーハンバーグ」の親戚かも
▲「タコサルサハンバーグ定食」990円
「タコサルサハンバーグ定食」は、松屋おなじみのハンバーグに、タコライスソース、サルサソース、チーズをかけた一品。しかも生野菜は別添えです。
つまり、見た目も食べた印象も、タコライスシリーズというよりハンバーグシリーズ寄りなんです。
実はタコライスシリーズは今年2月に一部店舗でテスト販売されていました。その時の商品名は「ハンバーグタコライス」で、プレートに全部盛り込まれたタコライスよりの商品でした。が、全国発売に際してリニューアルされました。
定食スタイルになったことで、Wソースの個性がめちゃくちゃ見えてきた気がします。
トマトをたっぷり使用したサルサのみずみずしい感じと、カレーっぽいタコライスソース。食欲をかき立ててくれ、ごはんがどんどん進みます。
松屋では「うまトマハンバーグ定食」がおなじみですよね。今回「タコサルサハンバーグ定食」は、サルサのトマト感もあり、もし“うまトマカレーハンバーグ定食”みたいなメニューが存在したら、かなり近かったかも。
もちろん、うまトマは甘み強めなので、スパイシーな今回のメニューと完全一致ではないですが。
結論、「タコライス」なのにめちゃくちゃ松屋っぽい
というわけで、松屋のタコライスは、沖縄のタコライスをそのまま再現したというより、“松屋が本気で解釈したタコライス”という感じでした。
「タコライス」という料理を経由して、最終的に松屋的なメシ泥棒に着地している。
でも、それが不自然じゃないくらいに完成していました! スパイシーで、ごはんが進んで、チーズのコクもあって、気づくと夢中で食べていましたよ。
GW明けでちょっと疲れた体に、この“松屋らしさ全開”のタコライス、かなりアリ。
YouTube番組「アスキーグルメNEWS」(5月8日配信)でも松屋のタコライスシリーズを紹介しました。よかったらご視聴ください!
(※文中の価格はすべて税込)
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