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6680万画素の積層型素子で高速連写も可能に=ソニーが「α7RⅥ」発表=先代と実機写真で比較してみた

2026年05月14日 00時01分更新



 ソニーはフルサイズミラーレスカメラ「α」シリーズのフラッグシップモデル「α7R」の新機種「α7RⅥ」を発表した。

 2022年のα7RⅤから、撮像素子を刷新し、画質の向上に加え、連写性能も向上したもので、予想価格は74万円で5月19日受注開始、6月5日に発売予定だ。

ソニー「α7RⅥ」発表

新「α7RⅥ」のボディーデザインは基本的に先代モデルと変わらない

 加えて、望遠ズームレンズ「FE 100-400mmF4.5 GM OSS」、周辺機器も同時に発表となった。

ソニー「α7RⅥ」発表

「α7RⅥ」の撮影例(クリックで拡大)

6680万画素の積層型ExmoreRSを搭載
処理エンジンはBIONZ XR2に

 

ソニー「α7RⅥ」発表

 デジタルカメラの中心部となる撮像素子は、α7RⅤの「裏面照射型ExmoreR」から変更となり、「積層型ExmoreRS」を搭載。処理エンジンはα7RⅤの「BIONZ XR+AIプロセッシングユニット」から、α7Ⅴと同様の「ExmoreRS」となった。

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」。右肩のタリーランプの有無が異なる。

 有効画素数は6100万画素から6680万画素へ向上したうえ、ダイナミックレンジは16ストップに向上。リアルタイム認識AF+にAI型AWB、動画は8K30P・4K120Pでの撮影が可能になり、音声は32bit float録音が可能となった。

ソニー「α7RⅥ」発表

「α7RⅥ」の撮影例(クリックで拡大)

ソニー「α7RⅥ」発表

「α7RⅥ」の撮影例(クリックで拡大)

 手ブレ補正機能も向上し、中央で8.5段、周辺で7.0段まで可能に。Dレンジオプチマイザーは最高Lv5までから、Lv8まで指定が可能。クリエイティブルックはFL2とFL3が追加となった。

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」。モードダイヤルの「3・2・1」が「*・2・1」に変わった。

 α1Ⅱやα7Ⅴと同様に、コンポジットRAW機能を搭載、ピクセルシフトマルチ撮影では2億6580万画素での撮影が可能、ノイズ低減用撮影、HDR用設定撮影が可能。

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」。背面のボタン配置は同じ。

 エクステンデッドRAW処理では、エクステンデッドNRとエクステンデッドHi-Resが可能となった。

描写だけでなく高速性能も向上
ブラックアウトフリーで毎秒最高30コマ撮影

 

ソニー「α7RⅥ」発表

「α7RⅥ」の撮影例(クリックで拡大)

 α1Ⅱと同様のリアルタイム認識AF+を搭載し、人物の認識能力が向上、AFポイントはカバー率94%で759点に向上し、暗所ではEV-5.0まで合焦が可能となった。

 フォーカスエリアのスポットではL/M/Sに加え、XLとXSの5種となり、カスタムの1-3も設定可能である。

ソニー「α7RⅥ」発表

「α7RⅥ」の撮影例(クリックで拡大)

 連写では電子シャッター時に12/14bitで毎秒最高30コマ撮影が可能と、α1Ⅱと同様の高速機となった。ただし、AF/AE演算はα1Ⅱの毎秒120回までいかず60回となるほか、アンチディストーションシャッターではないので、歪みは生じる。

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

モードダイヤルの「AUTO」が凸になっている。

動画はフルサイズ画角で8K30P
α初の「デュアルゲイン撮影」搭載

 

ソニー「α7RⅥ」発表

「α7RⅥ」の撮影例(クリックで拡大)

 動画はフルサイズ画角で8K30Pの撮影が可能で、5.0Kオーバーサンプリングでの4K60Pと4K120Pの撮影が可能だ。

 Super35mmモードでは6.3Kオーバーサンプリングで4K60P、4.6Kオーバーサンプリングで4K120Pが撮影できる。

 放熱構造も向上し、8K30P、4K60Pで120分間の連続撮影が可能となっている。

 αシリーズでは初となる「デュアルゲイン撮影」を搭載し、動画撮影時にイメージセンサーの性能を最大限に引き出し、シャドウ部のダイナミックレンジを拡大、ディテールを維持しながら、低ノイズでなめらかな階調表現を実現する。

 動画撮影時の手振れ補正ではα7Ⅴと同様に「ダイナミックアクティブモード」を搭載し、フレーミング補正、オートフレーミングができる。

EVFは3倍輝度でHDR表示可能に
ボタンのバックライト、マウント標点、タリーランプを搭載

 

 EVFの解像度は944万と変わらないが、最大輝度が3倍になり、HDR表示も可能となった。また、高色域でDCI-P3相当で、10bit会長表示も実現している。

 背面モニターはα7Ⅴと同様、4軸マルチアングル。「イルミネーション付き背面操作ボタン」を搭載し、ボタンのバックライトをON/OFFすることができる。マウント標点とタリーランプも搭載した。

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」。メディアスロットも変更はない。

ソニー「α7RⅥ」発表

右手「C2」の右下のランプ印がバックライトボタン

ソニー「α7RⅥ」発表

バックライトONでボタンが光る

ソニー「α7RⅥ」発表

マウント標点とタリーランプも搭載

 端子はUSB3.2Gen2とUSB2.0の2つのType-Cを搭載。Wi-Fiは6に対応し、Miシューは32bitデジタル対応となった。

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」。Type-Cが2つ並び、シンクロ接点の位置が変わった。

ソニー「α7RⅥ」発表

USB端子の機能をメニューで設定可能

 バッテリーは16.4WhのNP-FZ100から、新しいNP-SA100に変更となり、容量は20.9Whで、静止画撮影枚数はα7RⅤの530枚から710枚に向上している。

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「NP-FZ100」で右が新「NP-SA100」

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「NP-FZ100」で右が新「NP-SA100」

ソニー「α7RⅥ」発表

左が「α7RⅤ」で右が新「α7RⅥ」。バッテリー形状の変更で、グリップ形状も若干の変更がある

 新バッテリーではカメラのバッテリー情報で、劣化状態を表示することも可能となっている。

ソニー「α7RⅥ」発表

新バッテリーに縦グリップ
XLRアダプターも新発売

 

★リチャージブルバッテリーパック「NP-SA100」
 1万6500円

★バッテリーチャージャー「BC-SAD1」
 2万350円
 1本では80%まで55分、100%まで85分、2本では100%まで115分で充電可能。

ソニー「α7RⅥ」発表

★DCカプラー「DC-C2」
 1万9250円

ソニー「α7RⅥ」発表

★縦位置グリップ「VG-C6」
 6万2700円

ソニー「α7RⅥ」発表

★XLRアダプター「XLR-A4」
 9万9500円

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

★エクステンションアダプター「VMC-SA1」
 1万8150円

全域でF4.5を実現
「FE 100-400mm F4.5 GM OSS」

 

ソニー「α7RⅥ」発表

 従来の「100-400mm F4.5-5.6」の改訂モデルだが、開放F値がF4.5になった。予想価格は73万円で、5月19日受注開始、6月5日に発売予定だ。

ソニー「α7RⅥ」発表

 構成は20群28枚(フィルター1枚含む)で、スーパーED(特殊低分散)ガラス2枚に加え、新たにED XA (特殊低分散超高度非球面) レンズを採用。ED(特殊低分散)ガラス×3と超高度非球面XA(extreme aspherival)レンズも搭載し、球面収差と色収差を抑制する。

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

 最適化した4基のXD(extreme dynamic)リニアモーターおよびフローティングフォーカス機構の搭載と、最新の制御アルゴリズムにより、従来比最大約3倍のAF高速化を実現。動体追従性能は、従来比最大約50%向上、α9 IIIの最高約120 コマ/秒のAF/AE追随高速連続撮影にも対応する。

ソニー「α7RⅥ」発表

 軽量のマグネシウム合金製によりレンズ重量は1840gを実現。また、インナーズーム構造により、ズーミングによる重量バランス変化を抑え、最適化されたズームトルクにより滑らかでクイックな操作感を実現した。

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

 最短撮影距離は0.64(W) -1.5 (T) m、フィルター径は95mm(フロント)、40.5mm(差し込み)、外寸は119.8×328mm。

ソニー「α7RⅥ」発表

ソニー「α7RⅥ」発表

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