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この組み合わせで買うととても幸せになれそうです!!

発表会速報:キヤノンが最強動画ミラーレスカメラ「EOS R6 V」と凝りすぎパワーズーム「RF20-50mm F4 L」を発表したので触ってきた

2026年05月14日 03時00分更新



 キヤノンは動画クリエイター向けの「EOS/PowerShot V series」において初となるフルサイズセンサー搭載モデル「EOS R6 V」と、RFレンズ初となるパワーズーム内蔵の標準ズームレンズ「RF20-50mm F4 L IS USM PZ」を発表した。

「EOS R6 V」発表会レポート

カメラは141.8×83.3×79.7mmで奥行きがあるが、バッテリー込みで688gは軽い。

 価格は両製品ともにオープンで、オンラインショップ価格は「EOS R6 V ボディー」が36万3000円、「RF20-50mm F4 L IS USM PZ」が21万3400円、これを組み合わせた「EOS R6 V レンズキット」が52万8000円で、すべて6月下旬発売予定だ。

「EOS R6 V」発表会レポート

レンズはパワーズーム内蔵ながら420gなので、合わせて1100g。見た目よりとても軽く感じる。

 発表会での実機試用を中心にレポートしていく。

「EOS R6 Ⅲ」から
EVFとメカシャッターを外して
冷却ファンを投入したのが
「EOS R6 V」だ

 「EOS R6 V」は、すでに発売されているフルサイズミラーレスカメラ「EOS R6 Ⅲ」(42万9000円)と、同じ撮像素子と画像処理エンジンを積んだカメラだ。

「EOS R6 V」発表会レポート

上が「EOS R6 Ⅲ」で下が新「EOS R6 V」

 動画のオープンゲート記録や最大7K60Pでの撮影、ハイフレームレートでは4K120P/2K180Pが可能など、基本性能は同じ。ただし、動画機なので、メカシャッターとEVFは無い。

 その代わり、冷却ファンを内蔵し、ズームレバーや前面RECボタンを搭載する。「EOS R6 Ⅲ」では4K60Pでは1時間までしか撮影できないが、「EOS R6 V」なら時間無制限で撮影が可能だ。

「EOS R6 V」発表会レポート

ファンと排気口のため、ボディは厚みがある

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

HDMIはフルサイズで、Type-Cが並ぶ。

「EOS R6 V」発表会レポート

APS-Cの「EOS R50 V」(左)と並べると、想像以上にサイズが違った。

 「EOS R6 V」には有効画素数最大約3250万画素のフルサイズCMOSセンサーと、最新の映像エンジン「DIGIC X」が搭載されている。これにより、オーバーサンプリングによる高画質な4K60P記録や、センサーの横幅をクロップしないフル水平画角での4K120Pハイフレームレート記録を実現している。

「EOS R6 V」発表会レポート

発表会では矢作大輔氏が新EOSの「オープンゲート」の優位性を解説した

 センサー全体(3:2アスペクト比)を活用する「7Kオープンゲート記録(RAW/MP4)」が可能。これにより、静止画撮影時と同等の広い画角で記録でき、後工程でのトリミング耐性が大幅に向上する。

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

 SNS向けの縦型動画を切り出す際も、高い解像度を維持したまま自由なフレーミングが可能となる。さらに、暗部の階調表現に優れた「Canon Log 2」を搭載し、最大15+stopsの広いダイナミックレンジを実現している。

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

 カメラ内部には冷却ファンが内蔵されており、底面の吸気口から外気を取り込むことで、エンジンやメモリーの熱を効率的に排出する。これにより、温度上昇による停止を気にせず、長時間の動画記録やライブ配信が可能となった。

 ボディーはケージやジンバルといった周辺機材との親和性を高めるため、高さを抑えたフラットで直線的なデザインを採用している。縦位置撮影への配慮も徹底しており、専用の三脚ねじ穴を装備するほか、カメラの向きに合わせてUIが自動的に縦表示へと切り替わる機能を備えている。

 記録メディアは、大容量かつ高速なCFexpressカード(最大8TB対応)とSDカードのデュアルスロット仕様で、Proxy記録やバックアップ記録など、多様な運用が可能だ。

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

 撮影アシスト機能も進化している。画面内から人物、動物、乗り物を自動検出するだけでなく、あらかじめ登録した特定の人物を優先して検出・追従する「登録人物優先」機能を搭載。

 また、録画ボタンを押す3秒前または5秒前から記録を開始できる「プレ記録」機能により、不意のチャンスも確実に捉えることができる。

「EOS R6 V」発表会レポート

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「EOS R6 V」発表会レポート

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「EOS R6 V」発表会レポート

 手ブレ補正については、ボディー内5軸手ブレ補正に加え、選択した被写体が画面内の任意の位置に留まるよう制御する「被写体追尾IS」を新たに搭載した。

「EOS R6 V」発表会レポート

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「EOS R6 V」発表会レポート

3基のナノUSMを投入した
「RF20-50mm F4 L IS USM PZ」

 

「EOS R6 V」発表会レポート

 同時発表の「RF20-50mm F4 L IS USM PZ」は、広角20mmから標準50mmをカバーする、動画・静止画兼用の高性能Lレンズだ。

 最大の特徴は、パワーズーム(PZ)とマニュアルズーム(MZ)を一つのリングで操作できる新体系の採用。

 ズーム速度は回転角に応じた可変速タイプで、低速から高速まで15段階のレベル設定が可能となっている。

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

新レンズのパワーズームのしくみは浦中大樹氏が解説した

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

動画撮影モードでは、待機時と記録時で異なるパワーズーム設定ができるという細かさだ。

 光学設計においては、ナノUSMをズーム用に2基、フォーカス用に1基の計3基搭載するという豪華な仕様だ。これにより、ズーム中もフォーカスを安定して保持し、高速・高精度なAF追従を実現している。

「EOS R6 V」発表会レポート

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「EOS R6 V」発表会レポート

 全長約98.4mm、質量約420gという小型軽量設計ながら、ズーム時にレンズ長が変化しない全長固定設計を採用しており、ジンバル運用時の重心変化を最小限に抑えている。

「EOS R6 V」発表会レポート

 さらに、レンズ単体で6.0段、カメラ本体との協調制御により最大8.0段の強力な手ブレ補正効果を発揮する。ASCコーティングやUDレンズ、非球面レンズの最適配置により、既存の「RF24-105mm F4 L IS USM」と同等以上の高画質を、より広い画角で実現した。

「EOS R6 V」発表会レポート

24-105mm(右)と並べるとほぼ同サイズだが、重さは700g対420gで全く異なる。

「EOS R6 V」発表会レポート

「EOS R6 V」発表会レポート

ワイヤレスリモートコントローラー BR‑Eにはズームレバーが搭載された(1万1000円)

「EOS R6 V」発表会レポート

トライポッドグリップ HG-200TBRは付属リモコンがBR-E2になった(2万2000円)

「EOS R6 V」発表会レポート

マクロライトアダプターセットも最新レンズに対応

「EOS R6 V」発表会レポート

レンズダストキャップ RF IIは3方向から装着可能(拍手!!!!)となった(572円)

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