「ARC Raiders」
Core Ultra 7 270K Plusが完全に3D V-Cache搭載Ryzenに置き去りにされているのが分かるが、Ryzenの中ではどのCPUも決定的な差は出ていない。強いて言えば非対称な3D V-Cacheを持つRyzen 9 9950X3Dの最低フレームレートが低いと言えなくもないが、他のCPUとの差が小さすぎる。Ryzen 9 9950X3D2のメリットはまったく感じられない。
「Battlefield 6」
Battlefield 6:1920×1080ドット時のフレームレート。画質:低、アップスケーラー:FSRクオリティ、検証シーン:Bot15人+プレイヤーで「エンパイア・ステート」のマッチをローカルでホストし、所定のコースを移動中
物理シミュレーションのおかげでCPU負荷が高いことが分かっているBattlefield 6だが、Core Ultra 7 270K PlusとRyzen 7 9850X3Dがほぼ同着である点に注目。しかしトップはRyzen 7 9850X3D、そのすぐ後ろにRyzen 9 9950X3D2と続いている。
非対称な3D V-Cacheを持つRyzen 9 9950X3Dよりも9950X3D2のフレームレートが伸びている理由について、TDPの高さなのかデュアル3D V-Cacheが効いたのか判断に苦しむところだ。ただシングル3D V-Cache&8コアのRyzen 7 9850X3Dが最速であることを考えると、デュアル3D V-Cacheの恩恵ではないかと考えて良さそうだ。
「BIOHAZARD requiem」
BIOHAZARD requiem:1920×1080ドット時のフレームレート。画質:描画品質「低」+光と影「低」、RTオフ、アップスケーラー:FSRクオリティ、検証シーン:レンウッドの歩道を歩行中(グレースのシーンを使用)
ここでも3D V-Cache搭載Ryzenの差が感じにくい結果となった。ただRyzen 9 9950X3D2のフレームレートが若干高く出ているが、デュアル3D V-Cacheの効果というよりはTDP引き上げによる影響ではないかと考えられる。
「F1 25」
F1 25はわりとCPUの力量差が出やすいゲームだが、今回の結果は(良い方に)予想外であった。最速はRyzen 9 9950X3D2であるが、9950X3Dとの差はごくわずか。つまり3D V-Cache構成の違いよりもTDPの差の寄与率の方が高いのではと推察できる。
「Marvel Rivals」
再びRyzen 7 9850X3Dが最速のパターン。Marvel RivalsではCore Ultra 7 270K Plusが平均フレームレートでは良いポジションにいるが、最低フレームレートの落ち込み方が3D V-Cache搭載Ryzenよりも大きい点に注目したい。
「Marvel’s Spider-Man 2」
こちらもまたCPU負荷が高めのゲームであるが、ここでもRyzen勢はコア数や3D V-Cache構成の差が小さい。それどころかRyzen 7 9850X3Dが僅差でRyzen 9 9950X3D2を抑え込んでいる。CPU負荷の高さとコア数、L3キャッシュの搭載量はあまり関係ないようだ。
「Overwatch」
ここでも同じ傾向。強いて言えばRyzen 9 9950X3D2および9950X3Dの最低フレームレートがやや高いといったところだが、平均フレームレートは互角。これはOverwatchの仕様上フレームレートが600fps以上出せないため、平均フレームレートに差が出なくなったものと思われる。
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