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Mobile Pixels/kibidango「Trio 3 Pro」

俺が欲しい!MacBookを3画面にするモバイルモニター、視界一杯の作業環境ゲットだぜ!

Trio 3 Pro

ノートPCと一体化させて持ち運べるデュアルモバイルモニター

 本製品は、ノートPCと一体化させて持ち運べる14.1インチのデュアルモバイルモニターです。WindowsとMacのどちらにも対応し、ケーブル一本で+2画面の作業スペースを生み出せます。しかし、その突出した性能ゆえに、購入前に知っておくべきポイントも存在します。これからメリットと購入時の注意点を紹介します。

Trio 3 Proを購入する3つのメリット

ポイント(1):目線を動かさない、左右に拡大する装着式

 なんといっても、解像度と作業領域の広さが魅力です。本製品はWindows、Macを問わず使用でき、背面に付けられる14.1インチのQHD(2240×1400ドット)モニターをなんと2画面も搭載しています。しかも、ノートPC画面の左右を拡大するようにくっつくので目線を動かさずに使用できます。この拡張部分だけでも横幅4480×1400ドットという広大なスペースを確保できるのです。よく見かける安価なモバイルモニターはフルHD(1920×1080ドット)が主流なので、それらとは比較にならないほどの良性能ですね。

 例えば、本体解像度がそれほど高くないノートPCと組み合わせた場合でも、本体のモニターとTrio 3 Proの2画面を合わせると、横の解像度はどんなワイドモニターをも凌駕する広さになります。これだけ広大な領域があれば、ブラウザーやチャットツール、参考資料、さらには動画編集のタイムラインなどを重ねることなく一覧できます。ウィンドウを切り替えるあの面倒な手間から解放され、いつでも最高の状態で作業ができるはずです。

Trio 3 Pro

Windows、Mac問わず、背面に付けられる14.1インチのQHD(2240×1400ドット)モニター2画面

YouTubeでMobile Pixels/kibidango「Trio 3 Pro」のレビュー動画を見る

ポイント(2):5つのモードで広がる汎用性

 これだけの画面サイズを持ち歩けるにもかかわらず、モバイル性が高く作られている点も優秀です。折り畳み時は厚さ23mmとコンパクトに収まり、モニター自体の重さは約1.87kgとなっています。もう1台のノートPCをカバンに入れて持ち運ぶくらいの重量感にはなりますが、それと引き換えに得られる快適さを考えれば十分に納得できる範囲です。

Trio 3 Pro

折り畳み時は厚さ23mmとモバイル性が高い。もう1台のノートを持ち運ぶくらいの感覚

 さらに、使い方に合わせて5パターンのモードを選べる使い方の汎用性の高さも見逃せません。1人で集中して使うときはノートPCの左右に画面を拡張しますが、逆にモニターを展開して三角型にすれば、向かい合って座る周囲の人に画面を共有することができます。また、背面のアタッチメントから取り外して、縦画面のモニターとして使うことも可能です。シチュエーションに応じて使いやすい形に変化させられ、単なる画面拡張以上の価値と幅広い使い道が用意されています。

Trio 3 Pro

あらゆるシチュエーションに対応できる5つの変形モードがある。写真は向かい合って座る周囲の人に画面を共有できる「コラボレーションモード」

ポイント(3):USB Type-Cケーブル1本で繋がる

 マルチモニター環境を構築する際、わずらわしいのがケーブルの配線です。安価な製品だと、左右それぞれのモニターに電源や映像用のケーブルを繋ぐ必要があり、デスクの上がごちゃごちゃしてしまいます。しかし、このTrio 3 Proは、付属のUSB Type-Cケーブル1本をノートPCに接続するだけで完了します。複雑な設定も不要で、使い方が非常に簡単なのが嬉しいところです。

 設置方法もしっかりと工夫されています。本体に内蔵されたキックスタンドを使えば、ノートPCのディスプレーのヒンジに負担をかけることなく、ちょうどいい角度で安定して自立させることができます。さらに、よりがっちりとノートPCに固定して使いたい人のために、オプションでPC対応のマグネットも用意されています。スマートに持ち運び、外出先の小さなテーブルでもサッと広げて作業を始められる手軽さは、モバイル環境においてとても頼もしい設計です。

Trio 3 Pro

USB Type-Cケーブル1本で接続完了

※「USB-Cケーブル1本でセットアップ完了」という特徴は、ノートPCの仕様や給電能力、使用するケーブルの種類などによって異なります。筆者のMacBook Proを用いた実機テスト(本記事内の写真)では、2画面を表示するために2本のケーブル接続を使用しました。Macの外部ディスプレー環境について詳細はこちら。Windowsでは問題なく1本で表示されました。

購入時に確認したい2つのポイント

ポイント(1):高性能ゆえの価格設定

 Trio 3 Proは「Pro」と呼ばれる高精細なQHDモデルで、販売サイトでの価格は9万5100円となっています。安価なモバイルモニターが溢れる中で、正直手が出ないなと感じる人も多いかもしれません。自宅で据え置きとして使うだけなら、同じ予算で普通の大型モニターを買う方が理にかなっているかも。外出先や出張先でも、自宅並みの快適な作業環境を構築したい。そんな強いこだわりを持つ人には、大いにメリットのある製品と言えます。

 とはいえ、さすがに10万円近い出費は厳しいと感じる人もいるはず。そんな場合は、解像度をWUXGA(1920×1200)に抑えた通常モデルの「Trio 3」を選ぶという選択肢もあります。こちらは価格が7万8000円。自身の用途や予算に合わせて、適切なスペックのモデルを選べるのは良心的なポイントです。

Trio 3

通常モデル「Trio 3」も7万8000円でラインアップ

ポイント(2):手提げカバンには堪える重さ

 もう1つの注意点は、やはり重さです。モデル名からもわかるように3世代目の定評あるシリーズで、着実に軽量化などの改良が進んでいるものの、やはり1.87kgという重量は手提げカバンで携帯するには堪える重さです。リュックサックのように両肩で背負うスタイルならまだしも、片手で持ち歩くにはずっしりとした負担を感じるでしょう。

 注意したいのが、14インチクラスで軽量なモバイルノートPCを使っている人です。せっかくモバイル性を重視して、1kg切りの軽いモデルを買った人は、このモニターを合わせて持ち歩くと合計で3kg近くなってしまいます。これでは、重厚なゲーミングノートPC級の重量になってしまい、せっかくの軽さが本末転倒なんてことにもなりかねません。自身の移動スタイルや普段使っているカバンの種類と相談して、この重さを無理なく許容できるかどうか、慎重に導入を決めるのが良さそうです。

Trio 3 Pro

シンプルにノートPCもう1台の重さが荷物に加わる

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