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ほぼ設備級のポータブル電源 IP67防水防塵の半固体電池モデル登場

2026年04月21日 13時40分更新

 “半固体電池入りのポータブル電源”を、そのまま持ち出せる形でまとめた製品が出てきた。太陽工房は4月21日、防水・防塵仕様の半固体電池内蔵ポータブル電源を発売した。太陽光または商用電源で充電できる可搬式システムで、価格は26万9800円から52万2800円までの6構成。

 単なる大容量電源ではなく、過酷な環境での使用を前提にしている点が特徴。電池には半固体リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、安全性、耐候性、高エネルギー密度、長寿命を同時に訴求する。液体セルに比べて有機溶剤が少なく、液漏れや燃焼、熱暴走のリスクを抑えやすいとし、低温環境での充放電や大電流連続充放電にも対応する。

 本体は保護等級IP67の防水・防塵仕様で、電池を米国ペリカンケースに収めた構成だ。AC100VやDC12V、DC5Vの各種出力に対応し、キャンプや防災用途のほか、観測機器、通信機器、照明装置への給電も想定している。産業用途や屋外運用に寄せた本格設計だ。

 太陽電池パネルの組み合わせも特徴だ。高効率の単結晶シリコンセルを使った薄型軽量のフレキシブル型と、角度調節可能な架台付きパネルの2系統を用意し、100Wと200Wクラスを選べる。市販パネルの直列接続にも対応し、太陽光発電システムとしての拡張性も持たせた。

 ラインアップは、1.536kWhの電池を載せた120Ah構成、3.072kWhの240Ah構成、6.144kWhの480Ah構成の3種類がベースになる。最大出力はそれぞれ300W、1000W、2000Wで、容量に応じてキャンプや非常用バックアップから、より長時間の機器運用までカバーする。

 また、スマートフォンアプリによる発電量や充放電電流、残量の監視に対応する。MPPT方式の充放電コントローラーや正弦波インバーターを組み合わせ、防水・防塵のAC給電ケーブルも付属する。なお、重量は最小構成でも約20.1kg、上位の6.144kWhモデルは約70kgになる。

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