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俺たち遅れすぎじゃない? 日本のITエンジニア女性比率19.5%、IT教育に至っては世界最下位水準のヤバさ

2026年04月26日 12時00分更新

 IT業界って男性が多いイメージ、ありますよね。

 ただ、それが「なんとなく」ではなく、数字として見てもはっきり偏っていることが分かりました。

 日本のITエンジニアに占める女性の割合は19.5%。国際比較では中位ではあるものの、OECD平均を下回る水準にとどまっています。

 さらに衝撃的なのが教育段階。大学でITやSTEMを専攻する女性の割合は、主要国の中で最下位水準という結果になりました。

 つまり、現場だけでなく「入口」からすでに偏りがある構造。人材不足が叫ばれる中で、これはなかなか厳しい状況です。

 もちろん、日本でも女性エンジニアの比率は徐々に増えてはいます。ただ、それ以上に他国も進んでいるため、相対的な遅れは埋まりきっていないのが実態です。

 IT人材の確保が重要課題になっている今、この“半分の潜在力”を活かせていない状況は、かなり大きな機会損失とも言えそうです。

■ヒューマンリソシア調査、日本の女性IT人材は「就業」と「教育」でギャップ

ニュースリリースより

 ヒューマンリソシアは、国際労働機関(ILO)やOECDのデータをもとに、主要38カ国におけるIT分野の女性活躍状況を比較調査しました。

 その結果、日本の女性ITエンジニア比率は19.5%で、33カ国中14位。平均(20.8%)をやや下回る水準となりました。G7の中では中位に位置しています。

 一方、情報通信産業全体で見ると女性比率は30.1%で21位。業界全体では一定の女性参画があるものの、技術職に限ると比率が約10ポイント低下しており、職種による差が浮き彫りになっています。

 さらに大きな課題となっているのが教育分野です。IT分野およびSTEM専攻の大学卒業者に占める女性比率は、日本はいずれも最下位水準となりました。

 なお、日本の女性ITエンジニア比率は年々上昇しており、働き方の整備や人材ニーズの高まりが背景にあると考えられています。しかし、国際比較では依然として課題が残る状況です。

ニュースリリースより

ニュースリリースより

ニュースリリースより

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